GENERAL GARMENTS CASANOVA & CO

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PETROSOLAUM のシューズ







PETROSOLAUMからも到着したのでご紹介します。







今回は3種類で展開します。





3種類で展開すると言っても、そのうち1種類は既に完売してしまいました。




店頭に並べる間もなく。



僕もそれをオーダーしていて、先に届いたので履いていたんですよ。



そしたら、それを見て気に入って頂いた当店でも屈指の洋服好きであり、もの好きの方にご購入頂きました。







ですので、実質2種類での店頭の展開となります。




でも、今回も2種類とも素晴らしい出来なので期待してください。











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double monk
material _ GL Kip
color _ BLACK
size _ 39.5,40.5,41.5
process _ Mckay


ダブルモンク。

メンズのシューズでの代表的なものダブルモンク。

モンクストラップで甲を覆う、シューレースがないタイプのシューズですね。

ダブルモンクのシューズと言えば、もう何度も見て新鮮に感じないような方ももはやいると思う。

いろんなブランドがつくってますからね。



でも、当店でも何故これをセレクトしたか。

それは他のダブルモンクと圧倒的に違うから。

PETROSOLAUMがつくるダブルモンクは。

荻野さんらしさがムンムンに感じられるし、静かな佇まいでいて、奥の方から強さが滲み出てるっていうか。

結構、カジュアルな印象のものだったり、逆に過剰なくらいドレッシーに見えるようなものだったりがあるダブルモンクだけど、そのどれでもない。

荻野さんのつくるダブルモンク。

それはフォルムもそうだし、ステッチの入り方もそうだし、カッティングもそう。

そして、素材との相性もかな。


さっきも言ったんだけど、静寂な空気の中に感じる迫力。

ダブルモンクのシューズでは他に感じられないんじゃないかな。この感覚。











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しっかりと革の必要分の厚みは感じるし、それでいてもの凄いキメの細かさ。

瑞々しいような革表面の光沢に、ペラペラではないレザーの厚みが備わるから新品でも圧倒的。

そして、その革を活かして他のシューズブランドとは異なるカッティング。

無駄なパーツは全くないですね。

面積のあるレザーを日本人の特徴ある足型に沿わせるように立体的につくられた形状。











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ここもPETROSOLAUMらしいところ。すごく。

実物を見て頂いたことのある方は分かって頂けると思うのですが、左右めちゃめちゃ非対称の形状をしているシューズです。

つまりはラスト(木型)がすごく精緻で立体的ってことなんだけど、人間の踝って内と外で高さが違うんですよね。

それも革が必要以上に足に干渉しないように内と外とで高さを変えてるんですが、それをそのまま延長してる。

まあ、良い靴といわれるブランドのシューズは大体履き口の高さが異なるのですが、それを本来はなだらかに一直線につなげるんですよ。

それをそのまま段差に。

靴づくりのきちんとした理論をシューズメイキングに入れてるけど、ただただそれだけだとクラシックシューズじゃないですか。

造形としてのアートピース的要素が入っている靴。

このブランドだからできることですね。











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無駄な切り替えがないこのダブルモンク。

靴を履いていて気になる部分だと思う、アッパー。

皺が入る余地が満載。

最初はすごくきれいな仕上がりだけど、長年履いていくともの凄いオーラのあるシューズに変貌していくんじゃないかな。

そんなダブルモンクは他ではないと思いますよ。













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1 piece half balmoral
material _ cordvan butt
color _ black
size _ 39.5,40,40.5,41


もう一つがこれ。

当店が考える最もPETROSOLAUMらしいシューズ。

1 piece half balmoral。

最も最初に取り扱いをしたシューズがこれ。

ブーツですね。

一枚革で形成される。

ワンピースシューズです。

さっきのダブルモンクは牛革のキップですが、こちらは馬革。

キングオブレザー。

コードヴァン。




だけど、ただのコードヴァンじゃあないの。

コードヴァンバット。

コードヴァンに加え、ホールカットという一枚革で形成するため、わざと裁断の位置をコードヴァンのみにせず、その周りのバットという革質の少し粗いスウェードの部分も入れたもの。

コードヴァンの面積って小さいんですよ。

その小さい部分のみでも良いんだけど、ただのコードヴァンって別に当店では要らないかなって思ってる。

コードヴァンのシューズっていっぱいあるし。




コードヴァンバットってエゲつない革だから。

聞いたことのない革だと思うし、世界でコードヴァンバットなんて革を使ってるのはPETROSOLAUMだけ。


一般的なコードヴァンのイメージは、ツヤがあってはっきりとくっきりと皺が入り、水に弱い。磨けば鏡面仕上げとかもいけるし、そこに魅力を感じる人は多いと思う。

もちろんそれもそれで良い。


だけど、コードヴァンってもう何となくイメージ湧くでしょ。

もういいと思う。


だから、オススメしますコードヴァンバット。


これは履き方はフリーダム。

磨いて艶を出して、きれいに履いても良いし、ノーメンテに近いくらい野性的に履いてもオーケー。

ときにはその本能を丸出しにするために雨に打たれたって良いと思う。

それくらい付き合い方は自由。

PETROSOLAUMに出会うまで見たこともなかったし、全く知らなかった。

こんな世界があることを。












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このブーツはホールカットの特性上、ほぼ一枚革で形成されている。

トゥ部分にくるのがコードヴァン。

だから、この革ならではの履き皺はバツグンに楽しめる。

その代わり最初は劇的に痛いけどね。

やっぱりコードヴァンの革は強いから。

あと、このブーツもラストが立体的な分、足にすごくフィットする。

スタートはもう嫌いになりそうなくらい痛いけど、それ乗り越えてみて。

もう、脱ぎたくなくなるから。

馴染めば、このラストの良さを存分に体感できますよ。











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トゥ部分はコードヴァン。











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そっからヒールに向かうにつれて徐々に革質がグラデーション状に変化してくる。

それだけでももはや他では体験できないシューズなんですけどね。

一足で全然違う表情が楽しめるの。

写真ではあまり伝わらないけど、実物はヒール部分には毛羽立ちがある。

その毛羽立ちがスウェードにすごく近い見た目してる。


でも、スウェードって一般的にはマットで光沢とか全然ないじゃないですか。

これはスウェードでありながら奥から放たれる光沢がある。

しかもそれは履くことによって増すんですよ。

ホースレザー、コードヴァンバットならでは。


まあ、プレーンで綺麗なシューズを求めてる方には好まれないでしょうね。

すごく質感が強いし、履くと圧倒的な空気が漂ってくるんで。











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製法はマッケイ。

外輪だけブラックに塗られたソールもこのブランドならでは。

シューズメイキングで最も重要な部分である、吊り込みの作業があるんですが、そこにもの凄く重点を置いてるから、それをイメージした意匠。

レザーの質感に合わせてコバの磨きは抑えられていますが、丁寧な処理が施されてます。



僕もこのブーツを履いてもう一年は余裕で立つかな。

むちゃくちゃヘビーユースしてるし、ウルトラお気に入り。

この間までは磨いたりして、コードヴァンバットの持つ特有の雰囲気+綺麗にみたいな感じで履いていたんですけど、これ履いてチャリンコ乗るし、最近はノーメンテナンス。

そしたら、また一皮むけましたね。



超絶良い感じ。











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なんか少し枯れてきたような雰囲気も感じる。

このブーツならではかな。

ここからまたメンテナンスで表情が変わる。

かなり個性の強いレザーだと思いますよ。












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work boots

これが噂の完売モデル。

完売って言っても一足しか入れてなかったんですよ。

正確には自分の分も含めて二足。

これもヤバかったね。

ちなみにレザーはコードヴァンバットのナチュラル。

モデルはワークブーツです。

記念に少し載せますね。










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これはカラーがナチュラルな分、コードヴァンバットの革質がよくわかると思う。

ヒールにいくにしたがってスウェードしてくる。











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トゥと比べると分かりやすいですよね。

レースアップスタイルで力強さがあるブーツ。

それでいて、最初はピンクっぽさもあるナチュラルのコードヴァンバットですが、履いていくと鬼のような変貌を遂げるでしょうね。

アッパーがどんどん焼けてくるし、どうせ雨にも打たれる。

なんならときには積極的に打たれることだってあるだろう。

そしたら、気付いたころには赤茶色の物体に様変わり。





ただ、











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これ、つくりが規格外。

めちゃめちゃビスポークしてる。

コバの仕上げも細かく磨き上げられ、製法はマッケイなんだけど、ヒドゥンチャネルしてる。

しかもラストも半端じゃない。

履いたらもうビスポーク。


それでいて、留まることをしらない変貌を遂げる。

この精緻なつくりこみように加わるレザーの変化。

もうここにいくと戻れないですよ。



今回は店頭に並べることがないですが、これはブランドの中でもまた少し違ったシリーズなので今後少しずつやっていきますね。

同じのはやるか分からないけど。



さて、PETROSOLAUMのシューズ、2019AWは明日11日から店頭にてスタートします。



是非、見てみて。



ヤバいから。












CASANOVA & Co.

TEL:086-243-5607
MAIL:casanova.co.3129@gmail.com
ADDRESS:岡山県岡山市北区野田3-1-29

HP:https://www.casanova-co.com/

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PETROSOLAUM SHOES ORDER EVENT 終了しました。









20日(土)より開催しておりましたPETROSOLAUMのオーダーイベントですが、本日で終了しました。








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期間中はこれまでになくPETROSOLAUMのブランドの空気を感じて頂けたのではないでしょうか。



初日には初めてデザイナーの荻野さんに当店に来てもらい、多くの方にご覧いただけたと思います。



お越し頂いた方々や、オーダー頂いた方はありがとうございました。



オーダー頂いた方には、お渡しは11月頃になるのではないかと思います。



皆さまそれぞれ特別感の強いシューズをオーダー頂いておりますので、楽しみにして、気長にお待ちください。







本日でPETROSOLAUMのオーダーイベントは終了致しましたが、ゴールデンウィークも当店は通常通り、休みなく営業しております。


ゴールデンウィークに入ったということもあり、遠方から、特に関東の方々がたくさん来店頂いていますね。


初来店の方が多いように思いますので、僕たちも初めてお会いできる方々と楽しく時間を過ごさせて頂いています。


今すぐに着られる洋服や夏場に活躍してくれるものなど、今が一番揃ってるんじゃないかと思うくらい店内が充実しております。


ロングスリーブやショートスリーブのシャツやTシャツはもちろん、サンダルやショートパンツなどなど。


これから軽装になる時期にもとても楽しめるものがたくさんありますので、是非ご覧ください。




それでは、ゴールデンウィーク中も皆様のご来店をお待ちしております。







CASANOVA & Co.

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PETROSOLAUM SHOES ORDER EVENTスタート 岡山 CASANOVA&Co.






先日からアナウンスしておりましたが、昨日20日(土)より、スタートしました。










PETROSOLAUM

SHOES ORDER EVENT

2019.4.20(Sat) >>> 2019.4.29(Mon)










初日の昨日は、デザイナーの荻野さん来てくれました。

初来店ですね。

今までファッションデザイナーは来店頂いたことはありましたが、シューズデザイナーなので、また違った感じで新鮮だったんじゃないかと思います。

当店は岡山という土地柄、同じように洋服をつくる方の来店も多いのですが、そういった方でもシューズとなれば別の視点で楽しんで頂けたんじゃないでしょうか。



昨日からのスタートなので、残り8日。

ゆっくりとご検討ください。






この期間中は、かなりのバリエーションのシューズが並んでいますので、その様子を。












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シューズのモデルサンプル、サイズサンプル、レザーサンプルなどなど用意してます。

あと、滅多に見られない製法はもちろんですが、ウルトラレアレザーなんかもありますので、見て頂けたら嬉しく思います。

オーダーに際しては中にはシューズという枠をもはや飛び出してしまうくらいのプライスのものもあるのですが、それもPETROSOLAUMならでは。

もともとがかなりオリジナリティーの強いシューズなのですが、そこから更に自己を反映させたものにしてみるのが良いのではないでしょうか。











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これだけたくさんの靴のバリエーションを一度に見ることもそう多くはないと思いますので、ゆっくりと楽しんで見てください。

それでは、本日も皆様のご来店をお待ちしております。












CASANOVA & Co.

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PETROSOLAUMの靴 岡山 CASANOVA&Co.






先日お知らせしましたが、20日(土)より開催します。




PETROSOLAUM

SHOES ORDER EVENT

2019.4.20(Sat) >>> 2019.4.29(Mon)











シューズのオーダーということですので、先にお知らせしておきますと、

メンズで16種類のモデル

レディースで7種類のモデルから選んで頂きたいと思っています。


モデルとはカタチのことなので、それだけのバリエーションがあるのですが、そこから更に使用するレザーの種類やその色、そして製法なんかも選ぶとなるとかなりの種類ということになりますね。


せっかくなので、いろいろと見て頂いてご検討ください。


選び方としては、見た目のデザインで選んでもらうのがまずは良いと思います。


そこから、候補を絞って使えるレザーやできる製法などがありますので、更に細かくチョイスして頂くのがベストですね。


あと、先日もお知らせしていたように20日(土)はデザイナーが終日在店してくれる予定ですので、楽しみにしていてください。







今日はそのオーダーイベントに前もって少しフォーカスしてご紹介しますね。




モデルには合う合わないや好き嫌いがあると思うので、レザーと製法について。




レザーはいろいろと選べるのですが、その中でも特殊なものがいくつかあります。











Cordvan Butt

コードヴァンバット


これは、すごくPETROSOLAUMを象徴するレザーの一つだと思う。

コードヴァンって聞くじゃないですか。

キングオブレザーとか言われたりするし。

そのコードヴァンなんですけど、そのコードヴァンじゃないんですよ。

好き好きは分かれると思いますが、靴にすると抜群の雰囲気なんですよ。

これはこの革ならではじゃないかな。

しかもそれを一足で継ぎ目を設けずに形作ったりするので、すごく特徴的。











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トゥ部分にやってくるのはコードヴァン。

でも、比較的マットな質感ですね。

いわゆるあのツヤっぽい感じじゃないんですよ。

最初はですけどね。











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ちなみにこれは製法はノルヴェジェーゼ。

ドレスシューズに使われるような製法ですね。

トゥにはコードヴァンが配置されてるから、まさにドレス仕様といった感じですかね。

まあ、色が色なんで全くドレス感はないですが。











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これがヒール部分。

全然革質が違うの分かりますかね。

スウェード状に毛が立ってるんですよ。

もちろん別の革を継いでるとかではありません。

一枚目の写真で見て頂けると思いますが、これは外側は継ぎ目のない一枚革仕様です。

つまり、同じ革でグラデーションのように質感が変わってくるって言うと分かりやすいと思います。











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色にもよるんですが、一足でこれだけコントラストが生まれる。

決してクリーンなシューズではないけど、独特な強い雰囲気を放つシューズですね。

ちなみにこれはグレー。

珍しいでしょ。











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こちらも同じコードヴァンバットです。

カラーはナチュラル。

色が薄い色になればなるほど、個体が持つ特徴が明らかになります。

色のムラ感とかシワ感が一足ずつ全然違ってくる。

いわゆる個体差っていうものですが、それを楽しんで頂ける方、偶然性に期待できる方にはすごく良い革なんじゃないかと思います。

あからさまに他の革とは違うから。










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ヒールのスウェード。











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最初はへぇ~って感じだと思いますが、すごく変わってきますよ。

さすが馬。

特にこのナチュラルカラーの変貌ぶりったら途轍もないでしょうね。

履く人によるけど、エゲつないぐらい変わってくると思いますよ。

色はもちろん焼けてくるし、艶は出てくるし、本当は良くないけど雨とかに打たれようもんなら、赤黒い塊のようになっていくんじゃないかな。

それだけ変貌の度合はどこまでも行くのがこのナチュラル。


あと、この写真撮ってるのはサンプルなんですけど、ちなみにこれは次の秋冬用に僕も一足先にオーダーしてます。

なぜなら、このモデルのコードヴァンバットのナチュラルは激ヤバだから。

モデルとつくりとコードヴァンバットとの組み合わせが半端ない。

今後のことを考えてだけど。



最強。

最高。



まあ、そこは店頭で話させてください。

興味を持って頂ける方は。











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ちなみにブラックはこれ。

そして、こちらも僕の私物です。

かなりの頻度で履いてますね。

お店に来て頂ける方は何回も見たことあると思う。

かなりツヤが出てますよね。

トゥ部分のツヤとかまさにコードヴァンならでは。

皺の入り方も。

でも、今はときどき磨いてるんで艶が出てますが、最初はかなりマットだったんですよ。

古着屋で見つけた磨かれてないけど、状態の良いミリタリーシューズみたいな。

もちろん良い意味で。

だけど、そこはホースレザーでしたね。

鞣し方もあるんだろうけど、だんだんと出てきたんですよね。

だから、履くのがホントに楽しい靴ですね。

まあ、最初の履き心地は地獄の痛みでしたけど。

乗り越えれば極上なので。

良い靴あるあるですね。











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スウェード部分までツヤが出てきたから驚き。











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コードヴァンバットの良さは、一般的なコードヴァンに比べて神経質に付き合わなくても良いところもありますかね。

雨とかコードヴァン終わるじゃないですか。

もうご臨終になっちゃう。

でも、これは比較的気にならないんですよね。

何故ならそれを打ち消すくらいの雰囲気の強さを持ち合わせてるので。

だから、コードヴァンよりも野性味が出て、気兼ねない履き方ができると思います。

もちろん綺麗に履きたい人はそれはそれですごく良いですよ。

所有者の方の好きに味付けしやすい革とでも言いますか。

オリジナルシューズ感は強く出せますよ。

あとはダークブラウンも選べますのでご参考までに。




是非店頭で見てみてください。










そして、










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製法について。

今回は基本的にメンズのものに関しては、製法が選べます。

多くはマッケイとハンドソーンが中心。

あとはものにもよるんですが、ノルウィージャンやノルベジェーゼなど。

グッドイヤーはありません。

なぜなら、ハンドソーンだから。


ハンドソーンウェルテッド製法。

今は既成靴ではほとんど見ないんじゃないでしょうか。

もちろん全くないわけではないけど、ほんと稀。


PETROSOLAUMはハンドソーンも行うブランド。


通常当店で取り扱っているものはマッケイとなります。

それで充分なんですけどね。

マッケイの良さはあるし、本当に長く履ける。

でも、今回は滅多にできない機会だし、初めてのイベントでもあります。

だから、せっかくならPETROSOLAUMらしさを知って頂きたいと思うので、製法にも注目してもらいたいと思います。


やはりハンドソーンなので、スッキリ感はマッケイの方があります。

コバがどうしても張り出してしまいますので。

しかしながら、やはり良い具合での重厚さは出ますね。

あと、圧倒的な高級感。

グッドイヤーウェルトという量産に向いた、機械式の製法は知ってる人は多いんじゃないかと思います。

あれだとどうしても違ってくるんですよね。

ワークシューズが欲しいんじゃないんだから。


漂ってる空気は全く別次元ですね。

ハンドソーンの九分仕立てという手法をとっているのですが、足に馴染むってこういうこと。

複雑なつくりなのにも関わらず、返りの良さや馴染みの良さはハンドソーンならでは。

機械では出せない、人の手の甘さは絶対に変わってくる。

甘さって怠惰とか惰性でとか、楽してるみたいなことじゃないですよ。

マシンはどうしてもガッチリ行き過ぎちゃう部分が出てくるんですよ。

でも、それが人の手だと考えて縫うことができるじゃないですか。

ここは強めにとか、ここは甘くとか。

そういうところって靴に限らず、服でも重要で。

それが着心地、履き心地に大きな影響を与えてくるんですよね。

特にここまでの靴のレベルになってくると。

だから、そういったところにまで時間を割いて見て欲しいと思っています。

サンプルを準備したりしてますので、違いを感じてみてください。





それでは、土曜日はデザイナーとともにお待ちしてます。









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[お知らせ] 20日(土)よりPETROSOLAUM ORDER EVENT








こんばんは。






今日は、お知らせを。



数シーズン前から取り扱いをスタートしたシューズブランド。











PETROSOLAUM

ペテロオラウム







日本人の兄弟二人でやっているブランド。


シューズブランドって世界中にいろんなブランドが存在するんですが、広く知られているのはごく一部のビッグメーカーだと思う。


アメリカ靴やフランス靴、イギリス靴など海外の有名ブランドがレザーシューズと言えば、ピンと来る人も多いんじゃないでしょうか。


でも、ブランドの情報や知識的なものなんて簡単に入手できるからこそ、実際にもののクオリティとかオリジナリティーをきちんと判断できる人ってそう多くはないんじゃないかな。


それは実際のところは、ブランドのネームバリューに踊らされて、正しい判断ができているつもりになっている人が大半を占めているんじゃないかと思う。


これを着ておけば良い、これを履いておけば良い。


そんなことは実物を見て、自分できちんと判断をしないと正しくないと思う。




だから、当店ではブランド名は決して有名ではないかもしれないけれど、


クオリティーの高さ、他のブランドにはないオリジナリティー、そしてデザイナーの考えていること、そのどれもが素晴らしいと思うので取り扱いをしています。

PETROSOLAUMというシューズブランド。








そして、次の19AWシーズンで取り扱いの3シーズン目。

通常、当店で取り扱いをするシューズはコレクションの中から数種類をピックアップしています。


ただ、さっきから言ってるオリジナリティーという面ではどうしてもたくさんのバリエーションを見てもらったほうが感じてもらえると思っていたんですよね。

でも、セレクトショップという性質上、どうしても難しかった。

これまでは。





だから、





やります。










PETROSOLAUM

SHOES ORDER EVENT

2019.4.20(Sat) >>> 2019.4.29(Mon)












シューズの受注会です。

そもそも、このブランドはモデルが数多くあり、その中からレザーの種類・色、そして製法まで取扱店舗側が選べるんですよ。

だから、膨大な量のバリエーションが存在する。


期間は9日間あるのですが、コレクションサンプルを並べ、お越し頂く方に自分の好きなものを選んでもらおうと思っています。

オーダーメイドとまでは言いませんが、アッパーの素材を選べ、製法まで指定できるのはなかなかないんじゃないかと思いますね。

限りなく自分オンリーのものになるんじゃないでしょうか。

もちろん、モデルによって適した革、製法はあるので、ある程度制限はあるんですが、充分な選択肢はありますよ。


すんごい雰囲気が強いようにもできるし、ドレッシーに振ることも、カジュアルに振ることも可能。

革で言えば、当店でも代名詞的存在のコードヴァンバットはもちろん、キップ、コードヴァン、クロコダイルなんかもありますからね。

激ヤバ。










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コードヴァンバットのナチュラル。

これまではブラックを取り扱いしていましたが、ナチュラルならではの変貌ぶりや革質が最もはっきりと見えるカラー。

しかもかなりにドレスに寄ったソールの仕立て。











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既成靴ではほとんど見ることのない、ハンドソーンでの仕立て。

コバの美しさや、ヒドゥンチャネルの仕上げなど、完全にビスポークのレベル。










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グレーのコードヴァンバットやノルヴェジェーゼ。











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スクエアトゥのラストのもの。











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通常取り扱いは、メンズのみで行っているのですが、ブランドはレディース展開もあるんですよ。

ですので、この期間中に限り、レディースのサンプルも並びます。





あと、オーダーをして頂けた方にお渡しする期間なんですが、

レディースのものは8月くらい、メンズのものは11月くらいを予定しています。

この理由を分かって頂けるとありがたいのですが、簡単につくれるシューズではないんですよ。

それだけ、複雑なつくりをしているし、決して量産品ではない。

量産できるような靴であれば、すぐにお受け取りができるのですが、そもそもこのブランドは兄弟でやっていることからも察して頂けるんじゃないでしょうか。

長く愛用して頂きたい靴ですので、気長にお待ちください。






そして、今回はデポジット制をとらせていただきます。


先ほどお渡しが11月くらいになるんじゃないかとお話させて頂きました。

今年の10月、消費税の増税があります。

ですので、増税前にオーダー頂いたのにも関わらず、全額10%の消費税が上乗せというのはどうだろうかと考えたためです。

でも、当店ではこれまでデポジット制を導入してきませんでしたので、少し変化球的に行おうと思っています。


オーダーの際、10000円・商品代金の30%・商品代金の50%、この3つからお選びいただこうと思います。

少し複雑なシステムとなりますが、オーダー頂ける方にはご説明させてください。


また、PETROSOLAUMのシューズは決して価格は安くはありません。

だから、せっかくの機会ですし、是非大事に長く履いていただきたいと思っています。

でも、金額が金額だったりするものもあるので、必然的に代金を分割してのお支払いとなります。


正直、ハンドソーンの製法やノルベジェーゼなど素晴らしい製法なのですが、どうしても金額的にはあがってきてしまいます。

ただし、本当に特別感のある製法なので、是非、靴のつくりの部分にも拘って選んでいただきたいです。

そう思い、変化球ではありますが、このようなシステムをとらせていただきます。



大満足でき、履くのが心の底から楽しみになる靴をつくってください。


また、初日の20日は、兄のデザイナー、荻野 宗太郎さんが来店してくれます。

むちゃくちゃなほど良い人だから、会えるのも楽しみにしていてください。

そして、ブランドのことや靴のこと詳しく聞いてみて。





また近づいたら追ってお知らせしますね。







それでは。









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