今夜はすこぶる寒いですね
年末に髪をバッサリと切って後ろから見ると、もはやわかめちゃんにしか見えない、
そんな私は年明け早々風邪をひいてかなりのガラガラ声というかカサカサ声に苦しみ、
やっと治りかけつつある今日この頃
昨年の年末辺りから気になってたんです・・
カテゴリの「本」と「旅」が0件な事に・・
これは、いかん
そんな訳で今年は数は少ないながらも更新していこうではないかと
年も新しくなったことだし
勝手に今年の目標にしてみちゃったりしています
ああ寄席デビューも今年の目標のひとつですけど
ただ、昼間は何かとバタバタしていて、しかもこんなお店に全く関係のない記事を
呑気にパソコンに向かってカチャカチャやってるのは気がひけて仕方がないので
勝手で気まぐれな深夜の更新とさせていただきます
何かしらの骨休めにでも、どうぞ
題して
「勝手に読書倶楽部」

なんだかラジオの深夜放送みたいでいいじゃないですか
眠りにつく前のひととき、お付き合いくださいませ
記念すべき第一回のご紹介は

星新一 「ボッコちゃん」 1971 新潮文庫
解説 筒井康隆
カット 真鍋博
「ショートショートの神様」といわれるほど、
ショートショートの第一人者、星新一の自選50作
ショートショートって、好きなんですよね昔から
忙しい合間にも読み切れるから
それにしても星新一は素晴らしいです
一作一作、読み終わった後のヤラレタ感
そんなオチ?そうきたかみたいな気持ちのイイ裏切られた感
これはショートショートの醍醐味なのではないかと勝手に思っています
スマートなユーモア、奇抜な発想、シャープな風刺
型破りなナンセンス、視点の変換、また変換、変換・・
それはもう地球には納まりきらないSFの世界
転がるように面白い!!
そして挿絵もこれまたくすぐります

真鍋さん、ナイスセンス!!
解説が筒井康隆なのも納得
私の中で筒井康隆と言えばかなり前にひとりでふらりと阿佐ヶ谷のミニシアターで観た
筒井康隆製作の「スタア」という映画
かなりのドタバタSFコメディーで、衝撃的に面白かったのを思い出します
さてさて、おひらきの時間がやってまいりました
気になる方は是非手にとってみてくださいな
今夜のお相手は「ボッコちゃん」でした