こんばんは。
今日は、楽しみにしている人も多いであろう、大阪の新世界からTHE モンゴリアンチョップス
GVSM雪駄
G.V.S.Mとは、、、
Godzilla vs Mothraそう。
ゴジラとモスラです。
今シーズンのTHE モンゴリアンチョップス
PCFがテーマ。
PCFとは
Positive Chunyu Fuku=「ポジティブ注入服」の略語となります。
また、それは、ポジティブを共有するツール、また、その思いが注入された被服を指す造語だそう。
「かっこいい」「バカバカしい」「楽しい」など、正の感覚を共有した者同士が”上がる”要素をふんだんに取り入れた今シーズンのコレクション。
そして、今回の入荷したGVSM雪駄は幼いころの"ポジティブな思い出"が詰まった一品。
モンゴリアンチョップスのお二人の幼少期の楽しい思い出が反映された、お二人らしいアイテムです。
このBLOGをご覧の皆様もゴジラ対モスラの映画を懐かしく思われるのではないでしょうか。
楽しいポジティブな思い出を懐かしく思いながらご紹介させて頂きます。
まずは、
Godzilla
ゴジラ

大怪獣ゴジラをイメージした雪駄。
まるで、ゴジラの革をそのまま使ったかのような革質。
ゴジラそのもののようなとても似た革ですね。
この革はフルタンニンと言われる方法でつくられているもの。
タンニンとは、皮から革にする為に行う、鞣し(なめし)という工程があるのですが、それを植物由来のもので行うもの。
天然由来のタンニンなめしは、革本来の質感を楽しめ、経年変化を味わうことのできるもの。
それをフルタンニンという贅沢な工程でつくり上げています。
その為、牛革のランダムなシボが現れ、左右で違った革の表情を楽しめます。

ソールまでブラックで統一されていますが、鼻緒の裏側だけゴジラの爪をイメージしたグレー

ソールはラバーでできており、滑りにくさも。

サンダルと違い、雪駄ならではの雰囲気がおもしろいのではないでしょうか。
そして、
いや、
VS
Mothra
モスラ


モスラの幼虫をイメージした革を使って仕上がっています。
ランダムに走るシワは、ゴジラ同様タンニン鞣しですが、モスラはタンニンを施した上に更にタンニンを施す仕様。
それにより、これでもかというくらいオイルを含んでおり、これからの革の変化が楽しみなもの。
そして、最大のポイントは目の部分を表現した水色の鼻緒。
この配色がかなりのアクセントに。

ソールは本体と比べ、少し濃いブラウンに。
アッパーと鼻緒、ソールの色のコントラストがベストバランスですね。

履いたときに、水色のモスラの幼虫の目が小さいながらも主張しますね。
そして、

製作は、大正時代から続く、菱屋。
そんな老舗がつくる雪駄。
長い歴史に裏打ちされた技術とつくりで、間違いのない品質ですね。


夏の和装には欠かせない雪駄ですが、ファッションなので、やはり洋服と合わせるのが楽しいですね。
ドイツブランドのReality Studioのこれ以上ないくらい鮮やかなブルーのシャツ
大阪のデザイナーズブランドmy beautiful landletのレインプリントパンツなど、デザインと素材感が強い洋服との合わせで楽しみたいですね。
菱屋謹製。大正時代に生きた人々も履いてきたのでしょうか。
大正時代から続く、老舗の雪駄と現代のブランド。
様々な要素をミックスして楽しむ事ができるのが、ファッションの醍醐味のひとつですね。
それでは、明日もお待ちしてます。
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