こんばんは。
本日は、このS/Sから新たに取り扱う洋服について御紹介させてください。
WISLOM2016年春夏スタートのブランドです。
デザイナーは、これまでに様々なブランドでデザイン、企画、パターンメイキングをされてきたそうです。
まあ、いわば洋服のスペシャリストということ。
これまでの経歴の細かい情報はググれば出てきますので、気になる方はお調べください。
まずはファーストデリバリーがありましたので御紹介致します。
fabric/LEINEN
name/RAMS
col/BEIGE
size/4.5
comp/POLYESTER 58% LINEN42%
表地は、経糸に伸縮性を持たせたウーリーポリエステル、緯糸にフシ感のあるリネンです。
綾織りの為、横方向にリネンの表情が見てとれます。
fabric/LEINEN
name/TERRY
col/BEIGE
size/4.5
comp/POLYESTER 58% LINEN42%
同生地のパンツ。
デザイナー自身のアトリエは、LAB(ラボ)と呼ばれるそうで、糸から作っているということ。
一つ一つのオリジナルファブリックに名前が付けられています。
今回のLEINENは、その名前。
一つの素材を作るのに構想から始まり、半年から1年程かけているそう。
既に流通している生地を使用するブランドやメーカーが世間に溢れている中、そのようにストイックに製作される洋服は気になる方もいるはず。
そういう生地だけあって、混率がまずとても興味深いですね。
ポリエステルとリネンの組み合わせ。
多分、この交織を見たことがある人は限りなく少ないのでは。
やはり、リネンはオンリーで使用されるか、ウールやコットン、はたまたシルクなど天然繊維との掛け合わせが定石。
天然繊維はそれ特有の表情を活かすために、そっちに振りきることが多いですからね。
この生地は「春のおどろき」というテーマで作られたもので、ウーリーポリエステルがナチュラルなタテストレッチを生み出し、横方向にリネンのフシが出現しています。
ポリエステルのハリ感、ツヤ感とリネンの表情。
とてもドクトク。
構想から始まり、厳選された機屋で丁寧に織り上げた至極のファブリック。

洋服としてのつくりは、こちらを見て頂ければすぐにご理解頂けるはずです。
裏地はなし。
そして総パイピング処理。
細かい部分は載せてませんが、パターンの切り替えが非常に独特です。
ダーツ使いや生地の地の目まで。
生地の面白さが最大限に活きているのではないでしょうか。
あと、写真に写り込む白いポケット袋布。
これ、極細綿糸でできたドレスシャツのような生地です。
この生地も随所で使用されております。

生地や少し細かい部分にフォーカスして御紹介させて頂きましたが、洋服は着るものですからね。
眺めるものではありません。
着る為の、洋服としてのディテールは、店頭でまた詳しくお話させて頂きますね。
興味がありましたら、ご覧ください。
また、、、
現在、アツく盛り上がって開催されております
[ BRASSBOUND_03 EXHIBITION ]
2017.01.21(SAT) >>> 2017.01.29(SUN)29日までとなっております。
是非ともお越しください。
それでは、明日もお待ちしております。
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