こんばんは。
本日2回目のBLOG
この夜BLOGでは、メンズのウェアをご紹介いたします。
生地の開発に重きを置き、全ての洋服で凄まじいつくり込みを見せるブランド
WISLOM今シーズンのファーストデリバリーでは、2型入荷しておりますので、ご紹介します。
LIAM 2.0
fabric/KOMFOR
color/BLACK
size/04.05
comp/wool 45% cotton 31% nylon 24%
まずはSHELL JKTであるこちらのモデルより
リアムと名付けられたこちらのショートジャケットは、あのリアムギャラガーが着ていそうなデザイン
そして、毎シーズンのコレクションはファブリックの開発からスタートするWISLOM
KOMFORと名付けられたこの生地とっても変態的。
まず、1%単位の混率
そして、この生地、糸から凄まじい。
かなりのウンチクを言うと、一枚の生地なのですが、表面がウールとナイロンの「村田ヴォルテックススピナー糸」
裏側は40番手の単子ですが、通常の逆方向に撚って糸にした(逆撚り)コットン
それを交編
その編み方まで、一般的なものとは変え高密度のスーパーハイゲージでつくりあげたファブリックとなります。
まあ、多くの方の頭の中にクエスチョンマークが浮かぶと思いますが、とにかくマニアックなファブリックなのです。
こうやって細かく書いても実際は着たときにどうかが重要です。
日本の中では比較的まだまだ名の知れないブランドではありますが、主に東京なんかでは第一線で活躍するクリエイターの方やウェブや雑誌の編集者の方が愛用されているブランド。
つまりはデザイナーの激しいつくり込みはありますが、それが実際に着心地はもちろんのこと、洗練されたムードや役立つ機能に繋がっているということです。
なので、完全に玄人の方向けですね。
このジャケットに関して、生地は実際に見て触って頂かないとわからないので、ディテールをご紹介します。

フルジップフロントで首は少し高め
リアム着てそうじゃないですか?

WISLOMが得意とする肩のつくり

一続きになった袖
腕の可動域がとても広いのはもちろんのこと、体に沿った曲線ラインが生まれます。

フロントはファスナーポケットが2つ
そして、面ファスナー仕様のポケットが2つで計4つのポケット
機能的。

そして、分かる人には分かって頂けるでしょう。
VISLONファスナー
これが、VISLONかそうじゃないかで別物になってしまいますからね。
そして、

右袖のみ止水ファスナーポケット。
自転車に乗ることがある方には便利な仕様ではないでしょうかね。
こちらのLIAM 2.0是非、ご試着して頂きたいなと。
ちなみに04サイズは既に完売してしまいましたので、お早めにご検討ください。
そして、もう一つ。
YORKE 2.0
fabric/FLAN
color/NAVY
size/04.05
comp/wool 100%こちらはWISLOMらしさがとても良く詰まったモッズコート
生地に関しては、先程のモデルよりも分かりやすいです。
MAFというカシミヤと同じ希少性を持ったウール。
よくスーツなんかでSUPER100'sとかSUPER120'sとか見ることありますよね?
ウールの糸の細さを表す数値。
こちらは圧巻のSUPER140's
それを、起毛させて縮絨させて、、、、更に縮絨させたFLANと名付けられたファブリック
その為、フェルトのような見た目ながら艶やかな光沢があり、いかにも高級ウール感が溢れているモッズコート
しかもですね、縮絨を繰り返しているので、ギュッと目が詰まっているんですが、素材がめちゃめちゃ上質なのですごく軽いのです。
普通ウールでギュッと目が詰まってるとガチガチで重かったりするじゃないですか。
その常識を覆すWISLOMです。

もちろん生地だけではありません。
つくり込まれています。

アームホールを見て頂きたいのですが、、、
通常よりもカマ底が下になっているのがお分かり頂けますでしょうか?
そう。
腕がめちゃめちゃ楽な仕様。

身頃の前立てやポケットフラップは別地に切り替わっています。
なんとこちらもWISLOMが開発したオリジナルファブリック。
一見すると黒に見えますが、黒ではないので、店頭にてご確認を。
この切り替えの生地だけでもデザイナーの心が詰まっていますので。

内側はWISLOMが得意とする総パイピング仕上げ。
ライニングが邪魔をしない為、表地の機能の良さを最大限体感できる仕様となります。
このMAF WOOLは一重ですが、この秋冬にびっくりするようなポテンシャルを発揮してくれるでしょう。
冬でもインナーに上質な素材のニットを着て、上からこのモッズコートを着れば、最高。
素材の本当の良さを体感する冬になることでしょうね。

WISLOMの縫製の凄まじさを感じる部分はここにも。
かなり上質なウールなので、生地はかなり柔らかなんですが、アウターとしては異常にピッチの細かい運針となっています。
その他にも縫製の凄まじさを感じる部分が満載なので、店頭にて。


ミリタリーのモッズコートは今は着れないですが、久しぶりにこんなに心の踊るモッズコートに出会いました。
いわゆる普通の服に飽きられた方に。
きっと満足頂けると思います。
それでは、明日もお待ちしております。
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