こんばんは。
COMOLIより2018AWが届きましたので、紹介いたします。
本日は2型。
ウールコットン ジャケット
color/KHAKI
size/1.2COMOLIが得意とするフロントを紐で縛るジャケット。
本来はボタンでの開閉がフツウのジャケットですが、それを紐に置き換えることによって、独特な雰囲気に感じるジャケット。

今回使用されている生地は、ウール78%、コットン12%、ナイロン10%の綾織りのもの。
厚地で、硬さがあってすごく粗野に感じる生地です。
でもこれ、COMOLIの小森さんがすごく好きで使っている、とあるイタリア人がつくっている生地なんです。
だから、生地はメイドインイタリー。
シーズンのコレクションで時々イタリア製の生地があるのですが、それは全て同じイタリア人の方がつくった生地だそうです。
展示会の度に小森さんに聞くのですが、本当にその方がつくる生地が好きだそうです。
僕自身もなんとなくですが、見ただけで、COMOLIの洋服の生地がイタリア製かそうでないかは分かるようになってきた気がします。
それだけ、特徴がある生地なんですよね。
でも、言葉で表すのは難しいんですよ。
最も分かりやすい言葉で表現すると、「フラットではない。奥行きがある。」生地なんですよね。
今回もそんな生地を使用しています。
まあ、現物を見て頂くのが一番良いのですが、今回の生地は結構土臭い感じなんですよ。
人を選びそうだなって思ってます。
好き嫌いがはっきりと分かれそうな。
それはそれで面白いかなって思ってますが。
まあ、これがイタリアンファブリックとは思えないくらいの趣ですね。
スーパー地味で、ウルトラ素朴な生地なんで。
しかも、それを断ち切りで仕上げてます。
ヤバいでしょ。


フロント開閉が紐な分、気持ち和装のような雰囲気を持ち合わせたジャケット。
そんな雰囲気が漂うジャケットを、おじさん生地で、断ち切り仕上げ。
こんなジャンルレスなジャケットがこれまでに存在したでしょうか?
あんまりないんじゃないかな。
この感じは。


デリバリー到着直後から既にホツレ始めちゃってるこのジャケット。
裏地はつかない仕様だから、この生地の質感をダイレクトに体感できますよ。
これは着れば着るほどに凄まじくなっていくんじゃないですかね。
最初は肉厚で硬い生地も着続けるとデロンデロンになっていくんじゃないかな。
ときどき洗濯機にダイビングさせてあげて、乾燥機に投入とかしちゃった暁には、健全なジャケットではなくなっていることでしょう。
すごく洗ってみたいと思う生地ですね。
乾燥機は多少リスキーですけど、リターンは大きいかもしれませんね。
まあ、着れなくなったとかのクレームはとてもとても怖いのであまり推奨はしませんが。
COMOLIの洋服ってクリーンなイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、別にそんなんじゃないですよ。
すごく良い意味で。
洋服好きの方を楽しませてくれるブランドだと思ってます。僕は。
さて、
もう一つご紹介します。
COMOLIの名作、
コットンギャバ タイロッケンコート
color/KHAKI
size/1.2タイロッケンコート。
今シーズンのコットンギャバ タイロッケンコート、いろいろご紹介したかったのですが、、、
すみません。
今日、このブログを上げる前に即日完売しました。
ですので、記念に写真だけ。
見てください。



ムチャクソ雰囲気良かったですよ。
古いヨーロッパのコートのよう。
これ、長年着ていったらヴィンテージコート感だだ漏れで、尋常じゃない雰囲気漂ってくるでしょうね。
ご購入頂けた方、ありがとうございます。
そして、おめでとうございます。
すごく良いコートですので。
さて、明日は9月最後。
台風くるんですかね。
お越しいただける方はお気をつけてお越しください。
それでは。
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