GENERAL GARMENTS CASANOVA & CO

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DAWSON DENIMがイギリスより到着。 岡山 CASANOVA&Co.









こんばんは。







お待ちいただいてた方はお待たせしました。








イギリスよりDAWSON DENIMが到着いたしました。





当初はもっと早くに入荷する予定だったのですが、デザイナーにおめでたいことがありまして、縫うことができず、到着が遅れていました。




まあ、全ての工程を二人で行っているとは言え、縫っているのはデザイナーが一人でやっているので、仕方ないですね。



通常は縫製ラインでつくられるものに逆行しているので多少の遅れは許容してもらえると嬉しいです。




今回もREGULARとWIDEの2種類デリバリーです。







DAWSON DENIMのブランドに関しては以前にこのブログに書いたことがあるので、そちらをご覧ください。











IMG_2121.jpg

DD01 REGULAR FIT JEANS
size/28.30.32.34


こちらはザ・Gパンですね。

いわゆる5ポケットのストレートシルエットのもの。











IMG_2118.jpg











IMG_2116.jpg











IMG_2115.jpg

生地は岡山ですね。

やっぱり、岡山じゃなきゃダメみたいですよ。

彼女らが目指すものをつくるには。

リジッドですからね。

最初は、バキバキで硬くて穿きにくくてのっぺりしてますが、この生地はすごいですよ。

穿いていくと良い見た目になりますね。




肝心の縫製はKelly Dawsonさんが縫っているんですが、オリジナリティが高い。

相変わらず。


日本のジーパンレプリカブランドだとリーバイスを真似して真似して、いかにそれそっくりにつくるかを競ってるブランドばかりですが、このブランドは目指している場所が違うんですよね。


だから、縫製ディテールも違うし、ステッチのカラーなんかもリーバイスと違うんです。


そんなこと気にしない人多いと思いますが、ジーパンにとってはそういった細かな部分ってすごく大事な部分だと思うんです。



もう新しいものがなかなか出てこないような世界ですからね。


重要なのは、その作り手にしかつくれないというオリジナリティなんじゃないかなと思いますよ。



まあ、DAWSON DENIMでいうと異常ですよね。

その点。

だって、全部自分でやってるんだから。

イギリスで。



ジーパン一本がつくられる工程ってどんなものなのか明確に知らない方は多いと思いますが、結構大変なんですよ。


本体を縫うのはもちろん、いろんなステッチの種類が混ざっていますから、その度にミシンは変えるわ、糸は変えるわで。

あと、リベットやボタンを付けるミシンやボタンホールを開けるミシンやそれぞれに特定の役割を持ったミシンを何台も何台も駆使して、やっと一本のジーパンができるんですよ。


通常は、それを多くの人の手でそれぞれが分担してやっていく、完全分業っていうシステムが当たり前なんだけど、一人で全部完結しちゃってるんですよね。


ヤバいでしょ。

でも、時間はかかるんだけど、いわゆる特有の手のクセは見て取れるし、すごく丁寧につくっているのが感じられるんですよ。

まあ、縫製がスペシャル上手いかっていわれたらそうではないんだけど。

歪んでいるところもあるし。

ただ、それが結局完成した時に独特な雰囲気を出してるんですよ。

それは海外ブランド特有の空気も含んでいますけどね。












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裏側はウルトラ丁寧に処理してます。

ここまでの仕様のジーパンはないと思いますよ。

裏側の部分もこのブランドの美学が反映されてる。















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右が僕の私物です。

大体2年半か3年くらいになりますかね。

普通の人より穿く回数も多いし、それに加え洗濯回数も普通の人より多いのでこれだけ変化してます。


こうやって手をかけられたジーパンを何も考えずに穿く。

それがベストな着用方法じゃないかな。











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まあ、ここまでいったら最強ですね。

持ってくるトップスが雰囲気強くても負けないので。

気付いたら、ユーズドとか加工物にはない力を持ってくれますよ。









もう一つ。












IMG_2150_20181028213022314.jpg

DD04 WIDE LEG JEANS
size/28.30.32.34


こちらはワイド。

何故ワイドなのかというと、1900年代初頭のデニムをイメージしてつくられたものだから。

その頃はいわゆるみんなが知っている作業着という時代ですね。

炭鉱での作業のときに穿いていたようなデニムパンツ。

その時代はまだジーンズっていう言葉すら存在しなかったので、ウエストオーバーオールズと呼ばれていたんですよね。



だから、こっちのほうがより色の落ち方はクラシック。

右が僕の私物なんですけど、深みのある色の変化をしています。









すみません。




このWIDEのほうも新品のものの写真を載せてお話をさせてもらおうと思ったんですけど、写真、撮り忘れました。

いや、厳密に言うと写真は撮ったんですけど、このブログ用の形式で撮っていたつもりだったんですけど、間違ってたので、僕の私物のものの写真だけ載せます。



お楽しみください。











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これが、リアル。

ちゃんと穿いてこうなると説得力が変わってくるんですよね。



このワイドに関して言うと、先ほどのレギュラーに比べると、こっちのほうがオールド。

穿いているといかにも古そうなジーパンって感じかな。

バックポケットもバケツ型でカーブしてるし、運針もこっちのほうが細かいし、シンチバックとかついてる。


あからさまに主張してくるディテールの数々を持ってます。



この2つで色の落ち方とかもシルエットとかも違うので、完全に好みの問題ですね。

どちらを選ぶかはお任せします。



ただ、今回の入荷も少ないです。

シリアルナンバーが入ってるくらいなのでたくさんつくれません。


店頭に出してるのもストック一切なしなので、お早めにご検討いただくのが良いと思います。









あと、同時にオンラインショップにも掲載してますので、そちらから着用写真などもご覧ください。


一から穿くことによって着用者ならではの表情になってくれるので、そういうの好きな人には満足してもらえるんじゃないかな。






それでは。





【DAWSON DENIM 通販 オンラインショップページ 岡山 CASAOVA&Co.】
http://www.casanova-co.com/dawsondenim









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https://www.instagram.com/casanova_and_co/









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