GENERAL GARMENTS CASANOVA & CO

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PETROSOLAUM のシューズ







PETROSOLAUMからも到着したのでご紹介します。







今回は3種類で展開します。





3種類で展開すると言っても、そのうち1種類は既に完売してしまいました。




店頭に並べる間もなく。



僕もそれをオーダーしていて、先に届いたので履いていたんですよ。



そしたら、それを見て気に入って頂いた当店でも屈指の洋服好きであり、もの好きの方にご購入頂きました。







ですので、実質2種類での店頭の展開となります。




でも、今回も2種類とも素晴らしい出来なので期待してください。











IMG_9070_20190810221211d29.jpg

double monk
material _ GL Kip
color _ BLACK
size _ 39.5,40.5,41.5
process _ Mckay


ダブルモンク。

メンズのシューズでの代表的なものダブルモンク。

モンクストラップで甲を覆う、シューレースがないタイプのシューズですね。

ダブルモンクのシューズと言えば、もう何度も見て新鮮に感じないような方ももはやいると思う。

いろんなブランドがつくってますからね。



でも、当店でも何故これをセレクトしたか。

それは他のダブルモンクと圧倒的に違うから。

PETROSOLAUMがつくるダブルモンクは。

荻野さんらしさがムンムンに感じられるし、静かな佇まいでいて、奥の方から強さが滲み出てるっていうか。

結構、カジュアルな印象のものだったり、逆に過剰なくらいドレッシーに見えるようなものだったりがあるダブルモンクだけど、そのどれでもない。

荻野さんのつくるダブルモンク。

それはフォルムもそうだし、ステッチの入り方もそうだし、カッティングもそう。

そして、素材との相性もかな。


さっきも言ったんだけど、静寂な空気の中に感じる迫力。

ダブルモンクのシューズでは他に感じられないんじゃないかな。この感覚。











IMG_9074_20190810222346d11.jpg











IMG_9076.jpg

しっかりと革の必要分の厚みは感じるし、それでいてもの凄いキメの細かさ。

瑞々しいような革表面の光沢に、ペラペラではないレザーの厚みが備わるから新品でも圧倒的。

そして、その革を活かして他のシューズブランドとは異なるカッティング。

無駄なパーツは全くないですね。

面積のあるレザーを日本人の特徴ある足型に沿わせるように立体的につくられた形状。











IMG_9072_20190810223309050.jpg

ここもPETROSOLAUMらしいところ。すごく。

実物を見て頂いたことのある方は分かって頂けると思うのですが、左右めちゃめちゃ非対称の形状をしているシューズです。

つまりはラスト(木型)がすごく精緻で立体的ってことなんだけど、人間の踝って内と外で高さが違うんですよね。

それも革が必要以上に足に干渉しないように内と外とで高さを変えてるんですが、それをそのまま延長してる。

まあ、良い靴といわれるブランドのシューズは大体履き口の高さが異なるのですが、それを本来はなだらかに一直線につなげるんですよ。

それをそのまま段差に。

靴づくりのきちんとした理論をシューズメイキングに入れてるけど、ただただそれだけだとクラシックシューズじゃないですか。

造形としてのアートピース的要素が入っている靴。

このブランドだからできることですね。











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無駄な切り替えがないこのダブルモンク。

靴を履いていて気になる部分だと思う、アッパー。

皺が入る余地が満載。

最初はすごくきれいな仕上がりだけど、長年履いていくともの凄いオーラのあるシューズに変貌していくんじゃないかな。

そんなダブルモンクは他ではないと思いますよ。













IMG_9106.jpg

1 piece half balmoral
material _ cordvan butt
color _ black
size _ 39.5,40,40.5,41


もう一つがこれ。

当店が考える最もPETROSOLAUMらしいシューズ。

1 piece half balmoral。

最も最初に取り扱いをしたシューズがこれ。

ブーツですね。

一枚革で形成される。

ワンピースシューズです。

さっきのダブルモンクは牛革のキップですが、こちらは馬革。

キングオブレザー。

コードヴァン。




だけど、ただのコードヴァンじゃあないの。

コードヴァンバット。

コードヴァンに加え、ホールカットという一枚革で形成するため、わざと裁断の位置をコードヴァンのみにせず、その周りのバットという革質の少し粗いスウェードの部分も入れたもの。

コードヴァンの面積って小さいんですよ。

その小さい部分のみでも良いんだけど、ただのコードヴァンって別に当店では要らないかなって思ってる。

コードヴァンのシューズっていっぱいあるし。




コードヴァンバットってエゲつない革だから。

聞いたことのない革だと思うし、世界でコードヴァンバットなんて革を使ってるのはPETROSOLAUMだけ。


一般的なコードヴァンのイメージは、ツヤがあってはっきりとくっきりと皺が入り、水に弱い。磨けば鏡面仕上げとかもいけるし、そこに魅力を感じる人は多いと思う。

もちろんそれもそれで良い。


だけど、コードヴァンってもう何となくイメージ湧くでしょ。

もういいと思う。


だから、オススメしますコードヴァンバット。


これは履き方はフリーダム。

磨いて艶を出して、きれいに履いても良いし、ノーメンテに近いくらい野性的に履いてもオーケー。

ときにはその本能を丸出しにするために雨に打たれたって良いと思う。

それくらい付き合い方は自由。

PETROSOLAUMに出会うまで見たこともなかったし、全く知らなかった。

こんな世界があることを。












IMG_9112.jpg

このブーツはホールカットの特性上、ほぼ一枚革で形成されている。

トゥ部分にくるのがコードヴァン。

だから、この革ならではの履き皺はバツグンに楽しめる。

その代わり最初は劇的に痛いけどね。

やっぱりコードヴァンの革は強いから。

あと、このブーツもラストが立体的な分、足にすごくフィットする。

スタートはもう嫌いになりそうなくらい痛いけど、それ乗り越えてみて。

もう、脱ぎたくなくなるから。

馴染めば、このラストの良さを存分に体感できますよ。











IMG_9107.jpg

トゥ部分はコードヴァン。











IMG_9109.jpg











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そっからヒールに向かうにつれて徐々に革質がグラデーション状に変化してくる。

それだけでももはや他では体験できないシューズなんですけどね。

一足で全然違う表情が楽しめるの。

写真ではあまり伝わらないけど、実物はヒール部分には毛羽立ちがある。

その毛羽立ちがスウェードにすごく近い見た目してる。


でも、スウェードって一般的にはマットで光沢とか全然ないじゃないですか。

これはスウェードでありながら奥から放たれる光沢がある。

しかもそれは履くことによって増すんですよ。

ホースレザー、コードヴァンバットならでは。


まあ、プレーンで綺麗なシューズを求めてる方には好まれないでしょうね。

すごく質感が強いし、履くと圧倒的な空気が漂ってくるんで。











IMG_9141.jpg

製法はマッケイ。

外輪だけブラックに塗られたソールもこのブランドならでは。

シューズメイキングで最も重要な部分である、吊り込みの作業があるんですが、そこにもの凄く重点を置いてるから、それをイメージした意匠。

レザーの質感に合わせてコバの磨きは抑えられていますが、丁寧な処理が施されてます。



僕もこのブーツを履いてもう一年は余裕で立つかな。

むちゃくちゃヘビーユースしてるし、ウルトラお気に入り。

この間までは磨いたりして、コードヴァンバットの持つ特有の雰囲気+綺麗にみたいな感じで履いていたんですけど、これ履いてチャリンコ乗るし、最近はノーメンテナンス。

そしたら、また一皮むけましたね。



超絶良い感じ。











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IMG_9134.jpg











IMG_9137.jpg

なんか少し枯れてきたような雰囲気も感じる。

このブーツならではかな。

ここからまたメンテナンスで表情が変わる。

かなり個性の強いレザーだと思いますよ。












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work boots

これが噂の完売モデル。

完売って言っても一足しか入れてなかったんですよ。

正確には自分の分も含めて二足。

これもヤバかったね。

ちなみにレザーはコードヴァンバットのナチュラル。

モデルはワークブーツです。

記念に少し載せますね。










IMG_8137_201908102327457e1.jpg

これはカラーがナチュラルな分、コードヴァンバットの革質がよくわかると思う。

ヒールにいくにしたがってスウェードしてくる。











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トゥと比べると分かりやすいですよね。

レースアップスタイルで力強さがあるブーツ。

それでいて、最初はピンクっぽさもあるナチュラルのコードヴァンバットですが、履いていくと鬼のような変貌を遂げるでしょうね。

アッパーがどんどん焼けてくるし、どうせ雨にも打たれる。

なんならときには積極的に打たれることだってあるだろう。

そしたら、気付いたころには赤茶色の物体に様変わり。





ただ、











IMG_8144_20190810233224328.jpg











IMG_8146.jpg











IMG_8141_20190810233327882.jpg

これ、つくりが規格外。

めちゃめちゃビスポークしてる。

コバの仕上げも細かく磨き上げられ、製法はマッケイなんだけど、ヒドゥンチャネルしてる。

しかもラストも半端じゃない。

履いたらもうビスポーク。


それでいて、留まることをしらない変貌を遂げる。

この精緻なつくりこみように加わるレザーの変化。

もうここにいくと戻れないですよ。



今回は店頭に並べることがないですが、これはブランドの中でもまた少し違ったシリーズなので今後少しずつやっていきますね。

同じのはやるか分からないけど。



さて、PETROSOLAUMのシューズ、2019AWは明日11日から店頭にてスタートします。



是非、見てみて。



ヤバいから。












CASANOVA & Co.

TEL:086-243-5607
MAIL:casanova.co.3129@gmail.com
ADDRESS:岡山県岡山市北区野田3-1-29

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Graphpaper 2019AW MENSのカットソーシリーズ







こんばんは。






連日甲子園での高校野球が開催されてますが、見れないので熱闘甲子園を見る日々。




普段滅多に泣かないけど、あれ見るとホント泣きそうになる。




なんなんだろあれ。




特に感動するシーンでもないのに、泣きそうになる。




まず、声が震える。



そして、唇を噛み締める。



それで我慢する。



さすがに知り合いがでてるわけでもないし、知らない16歳~18歳の少年たち、中には怪物みたいな人もいるが、彼らの部活動の物語を見て泣くのはなんか良いけど、まだ違う気がする。




でも、感動するし見入ってしまうのは事実。



僕の2019年の夏が始まったのである。










しかし店内は2019年の秋と冬が始まっている。




すごいギャップだ。






今日もまたいろいろなブランドからデリバリーが到着。



今日は全部メンズのものでしたね。



届いたの。




大物のAPPLETREES、



これまた大物のNICHOLAS DALEY



そしてNICHOLAS DALEYと同じ教室で学んだSHINYA KOZUKA、



更には2019SSから靴下を取り扱っていたOLDE HOMESTEADER。



既にCOMOLIも店頭に。




だいぶ揃ってきましたよ。




いつでもご来店ください。




きっと満足するから。




今シーズンも良い洋服揃えてるので。











そして、今日は先日届いたGraphpaperのカットソーを紹介させてください。


2種類です。





・L/S Crew Neck Tee

・L/S Oversized Tee



この2つ。






どちらも生地は同じですが、カラー展開が異なります。


でも、非常にヘビーユースできる、すんごいヘビーユースに耐えうる2つです。











IMG_9356.jpeg

L/S Crew Neck Tee
color _ WHITE
size _ 1.2.3


こちらがクルーネックティー。

ホワイトです。











IMG_9361.jpeg

L/S Crew Neck Tee
color _ BLACK
size _ 1.2.3


同じくこちらがブラック。

WHITEとBLACKの2色での展開。

Graphpaperの名作の一つである、パックTあるじゃないですか。

それに使用される生地と同じもの。

パックTをお持ちの方は分かると思うのですが、何度着ても、何度洗濯しても、伸びない・へたらない。

しかも着心地の面での一番の判断材料である、肌当たりもすごく良いのが特徴の生地。


白でも一枚で着ても透けない厚みがあるのにも関わらず、肌触りが良い。

この両立は難しいのですが、見事に実現させたGraphpaperのオリジナル生地シリーズです。











IMG_9359.jpeg











IMG_9360.jpeg











IMG_9386.jpeg











IMG_9366.jpeg

写真はサイズ1の最も小さいのを着用していますが、程よくフィットするといった感じ。

大きくもなく小さくもないGraphpaperの中でも最もスタンダードサイジングですね。

サイズ選びさえしっかりとすれば、秋口には一枚で綺麗に着れるし、インナー使いもオーケー。

アウターに干渉しないサイズ感で邪魔にならないし、使うことに特化したものだと思います。

胸ポケットがつかない、袖口にリブがあるタイプです。








対して、








こちら。










IMG_9369.jpeg

L/S Oversized Tee
color _ GRAY
size _ F


オーバーサイズドのもの。

グレーと、











IMG_9381.jpeg

L/S Oversized Tee
color _ BLACK
size _ F


ブラック。

肩が落ちるのはもちろんですし、身幅の分量が大きくなり、着丈も明らかなる違いが生まれます。

先ほどのクルーネックTeeと比べると一枚で装飾的要素が強いのがこちらのオーバーサイズのもの。

カラーはこちらはグレーとブラックの2色での取り扱いとなります。


しかしながら、生地は同じ。

Graphpaperのオリジナルの生地。

だからこちらも抜群の耐久性を誇ります。












IMG_9374.jpeg










IMG_9370.jpeg











IMG_9380.jpeg












IMG_9373.jpeg

こちらのほうはオーバーサイジングで余白が大きくなるので、生地に重みがある分、ドレープが強く出ます。

そろそろ半袖に飽きたなというときには一枚で着て充分にスタイリングが成り立つ。


あと、着用感は気持ち、首回りがCrew Neck TeeとOrversized Teeとでは違います。

Crew Neck Teeのほうがしっかりと首が詰まっているように感じます。

対してOversizedは首のリブが柔らかいかな。

ボディの大きさに対して同じ首の詰まり具合だとアンバランスだからですかね。

ネックも使い分けてます。

それは着比べて頂けると分かると思います。


試してみて。




明日からお盆休みですが、当店は休みなくオープンしてます。


明日からも皆様のご来店をお待ちしてます。





それでは。








CASANOVA & Co.

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Araki Yuu デリバリー







今シーズンは特にデリバリーが早いブランドが多く、既に秋冬が本格化してる。






何度もお越し頂いたことのある方は分かってもらえると思うけど、





シーズンのどこかの時期は当店はシャツだらけになってることがある。





選択肢があり過ぎるほど、シャツが並びに並んでいることがシーズンのどこかである。






この2019AWも既にその片鱗は見せつけていて、長袖のシャツのバリエーションは非常に多い。





シャツを見るならどのセレクトショップよりも揃っている自信がある。









そして、今日紹介するのはこれ。







Araki Yuu

アラキ ユウ








日本のブランドの中でも指折りの超アルチブランド。






2019AWもすごいの入ってきましたね。





相変わらず、このブランドらしさがビンビン。






デザイナーが一着の全てを自分でつくりあげるド変態ブランド。




時々ありますね。





そういうインディペンデントなブランド。




でも、ボタンまで自分で削り出してつくってるところはそうないと思う。



随所のハンドステッチも満載。




そして、表の見た目からは想像もつかないような裏側の超繊細なつくり。




何て言っても表の見た目だけで、人を選ぶ洋服ですからね。




あと、プライスも。





価格は全て非表示、オンラインでの販売も一切禁止だけど、手にしてみて。





Araki Yuuの洋服。













IMG_9004 (2)

bib front shirt
color _ white×brown stripe
size _ 1.2
material _ cotton 100%
button _ brass
price _ ASK


まずは、これ。

ビブフロントシャツ。

最近めっきり見ることなかったけど、このシャツで久しぶりに見ましたね。

ビブパネルがフロントについたシャツ。


まあ、胸当てがついたシャツみたいな感じで思って頂けたらいいです。











IMG_9006 (2)

ベースのホワイトの生地はブランドのシャツの代表的なもの。

この質感は好きな人はめちゃめちゃ好きだと思う。


かなりハリが強い生地。

糸がすごく細いんだけど、その経糸と緯糸が交差する点がほぼ見えないくらい。

いわゆる打ち込みの強い生地ですね。

アラキユウのシャツには全部共通するんだけど、それを完成後にハンドウォッシュしてるから、特有の皺が出てるし、もう既に1年は着たかのような雰囲気を醸し出してる。

ただ、まあ、生地の良さを引き出すには更に着続けないといけないからここからですね。


着れば着る程、馴染んでいくっていうのはこういうことってのを体感頂けると思います。











IMG_9008 (2)










IMG_9020_20190806184017a43.jpg

そしてそして、このシャツに関して言えば、随所が切りっぱなしの状態。

もうこの時点で好きか嫌いか分かれますね。

一般的なストライクゾーンからはすごく離れたものであることは疑いようのない仕上がり。












IMG_9010 (2)











IMG_9013 (2)

フロントに配置されたビブパネル。

この生地もAraki Yuuのオリジナルのもの。

種類の違う、多分ドビーストライプが交互に連なる生地。

フロントの部分だけはこのパネルがついてるので二重です。

秋冬に意外と暖かいかもしれませんね。多少は。












IMG_9016 (2)

カフスにも同じ生地をもってきてます。

あと、いつものことながらAraki Yuuのシャツは、衿やカフスに芯地を入れてない。

芯なしですね。

だから、芯の硬さが干渉することなく着られる。


でも、それを実現しているのはカフスの写真を見たらわかると思うけど、バイアス使い。表はね。

裏は通常の地の目です。

生地の特性、シャツの構造をきちんと理解したものづくりですね。












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バックヨークには、デザイナーが収集するアンティークのレース。

これがAraki Yuuのシャツの一つのアイコン。











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ボタンは全て真鍮。

これも自らがハンドシェイプにて削り出しのボタンとなり、一つとして同じものは存在しないウルトラ変態ボタン。











IMG_9038_201908061900358cb.jpg

あと、見えるか分からないけど、こちらのボタンも全て手付けの仕様。

一つ一つ削り出したものを一つ一つ手で縫い付けていく。

真面目な服ですね。












IMG_9042.jpg

にしてもふんだんに噴き出す糸。

これが洗うたびに更に噴き出してくる。

圧巻ですね。












IMG_9029_20190806213757782.jpg

そして、非常に綺麗な縫製。

すごく良い仕上がり。






これ、、、





裏側です。











IMG_9030_2019080621391201a.jpg

ほら。



表は糸が噴き出し、かなり雰囲気が強く見えてしまうんですよ。

でも、裏側の処理を見てくれたら、この迫力の理由が分かって頂けると思います。


このbib front shirtは2着のみしか存在しない、当店CASANOVA&Co.のEXCLUSIVEとなります。
















IMG_9043_20190806214217cb4.jpg

no collar utility shirt
color _ black
size _ 0.1.2
material _ linen 100%
button _ black brass
price _ ASK


こちらがもう一つ。

先ほどはコットン100。

これはリネンですね。リネン100。

一般的なイメージのリネン生地ではなく、表面を掻いた少し起毛した生地。

なんというかこれは、ブラックのリネンだし、ハンドウォッシュされてる分、既に枯れてる。











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ただ、着て洗ってくると全体的に朽ちてくるでしょうね。

そんな雰囲気がムンムン。

非常に高いポテンシャルを持つシャツだと思いますよ。











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カフスのディテールは、ユーティリティシャツな分ワーク仕様。











IMG_9055_20190806214921321.jpg

ガゼットが付属。

裏の生地感は起毛していないので、暑すぎないかな。

肉厚なリネンを着てるって感じ。

あと、内側にはデザイナーがこれまで製作してきた洋服のシリアルナンバーが明記されてます。

こっちのシャツはどっこも解れてないのでご安心ください。












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生地表面は、裏側と違って起毛してます。

見比べてもらうと分かるかな。

あと、ブラックな分、ハンドステッチも分かりやすいと思います。











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ヨークには先ほどのシャツと同じアンティークのレース。

今シーズンつくられた新品のシャツなのにも関わらず、100年以上前のアンティークと調和できてる。

これが、着続けたときを想像するともう、アメージングというワードしか出てこない。



そうそう、このシャツなんですけど、分かりにくいけど分かりやすい部分で言えば、フロントに2つポケットがついてたじゃないですか。








IMG_9049.jpg

このユーティリティポケット。

写真ではあまりにも細かくて撮れなかったんで、実物で見てもらえたらなと思ってるんですけど、ポケット口ってポケットに最も負荷がかかる部分なんですよね。

だから、カンドメっていう補強のステッチを入れることが多いんですよ。

お手持ちのパンツとか見てもらえたら、ポケットの入り口の両端にギザギザギザって長方形型のステッチがあると思うんです。

それってカンドメミシンって言って専用のミシンで大体48針かな?

正確には忘れたけど、それくらい一気に縫って補強する。

ジーパンのリベットとかはカンドメが生まれる前のディテールで、リーバイ・ストラウスおじさんが100年以上前に特許とったものだから機能としては一緒。



そういう補強の役割があるカンドメを一般的には、というか99.95%はミシンでやるんですよ。

でも、荒木さん凄いの。


これもハンドでカンドメ。

手で細かく縫って補強してるんですよ。

だから、ミシンよりも正確にできるし、生地に負荷をかけ過ぎないし、第一見た目がスマート。

そして、ウルトラマニアックディテール。


着ちゃうとほぼというか絶対見えないところなんですけどね、そういうことをやっちゃうのが日本でも屈指のアルチザンたる理由ですね。


是非、目を凝らして見てみて。












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こちらのシャツは比較的スリムなカッティングのため、サイズは1と2で展開してます。

縦長な印象ですね。

このシルエットが最近全然ないし、時代には逆行してるから超快適。

すごく良いですよ。












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IMG_8979.jpeg

こっちはサイズ0~2の3サイズで展開しています。

着用は0。

bib frontのシャツよりはゆとりのあるサイジング。

ボックスシルエットに近い感じですね。

両方とも是非試してみて。

ちなみにリネンのブラックのシャツは世界8着の製作数みたいです。


どちらもエゲつない少なさ。

一般的には工場を使ってつくるからそんな数量は工場側に通してもらえないんですけど、自分で縫ってるからこそですね。


まあ、プライスがプライスなので少ない方が着る側としては嬉しいじゃないですか。





今回はAraki Yuuのデリバリーはシャツの2種類のみで、ここからまたデリバリーがある予定です。

でも、シャツは今回のデリバリーで終了となるのでシャツマニアさんはご検討頂けると嬉しいです。

Araki Yuuはオンライン販売が禁止されているので、店頭にて。



帰って、熱闘甲子園見ます。





それでは。










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LIWLEのスニーカー 再び







こんばんは。






昨日は、Marvine Pontiakのシャツを紹介致しましたが、すぐに完売してしまったものも。





着ると分かるこのブランドの特徴があるので、気にして頂ける方は是非着てみてもらえると嬉しいです。






そして、今日はスニーカーを。





昨シーズンの19SSより展開をスタートしたスニーカーブランド。







LIWLE

リウル













そのボリューム感や特異な形状のため、ジャンルの定められないスニーカーではありますが、やはり今シーズンのLIWLEクオリティも健在。


相変わらずスニーカーとは思えないつくり込みよう。



19SSではスニーカーと言えばオールホワイトでしょって思ったんで、WHITEのみ展開していたのですが、今シーズンはプラスしてBLACKも取り扱い。




カラーリングが変わるとまた新鮮ですね。





そして、黒いスタイリングにも使えそうだし、なんならちょっとRickのような薫りも漂ってるし、反対にジーパンとかチノパンとかにも相性は良さそうなので、BLACKも良い感じ。


さすが、ヨージのコレクションラインのシューズをつくってた人だけありますね。














IMG_8081.jpg

LIWLE
FOLD WHOLE LO
color/BLACK
size/2.3
process/Mckay












IMG_8084.jpg











IMG_8088.jpg











IMG_8082.jpg

レザーの一枚革で形成されたこのスニーカー。

裏のライニングまでレザー。

もちろん、それも一般的なスニーカーレベルではないクオリティのものを使っているのは当然。



シューレースで強く縛ると出てくる独特なレザーのFOLD。

折りたたんでいるならでは。


そして、ボリュームのあるソールもこのブランド。

手に持つと重みはあるけど、それが歩行につながる振り子の原理。

スッスッと自然に足が前に向く。


更には履いた人にしかわからない、360度全方位から体重が抜けていくようなクッショニング。

これは驚き。

圧倒的ですね。




語りどころは夥しいほどあるんですが、それは全てに意味を持たせるというデザイナーの考えのもと。

構想から4年の歳月を経て誕生したスニーカー。

中途半端じゃないですね。

行ききってる。


それを象徴するのが、製法かな。

普通、スニーカーは履きつぶすものと言われる。

履いて履いて、ダメになったら新しいものを買って履く。

というのが一般的。


やっぱり一番消耗する靴底が限界がくるから。

でも、その概念を覆すのがLIWLE。

サイドマッケイ。



マッケイってレザーシューズに用いられるもので、スニーカーはセメント製法で接着してしまうものが大半。

これはマッケイを側面に施し、それで本体のアッパーとソールとを一体化させる革新的な方法。


それにより、耐久性がただでさえ高く、すり減りにくいオリジナルソールなのにも関わらず、ソール交換までできちゃう。

ウルトラ長い間履けちゃう。


履きつぶすスニーカーの時代は終わりました。

令和ですから。











IMG_8094.jpg

LIWLE
FOLD WHOLE LO
color/WHITE
size/2.3
process/Mckay


それでこれがもう一色のWHITE。

う~ん。

やはりこの潔さはオールホワイトだからですかね。


白いスニーカーって好きな人は好きじゃないですか。

かのムービースターやミュージシャンも履いてきたオールホワイトというジャンルのスニーカー。

これにはこれしかないものがあると思う。











IMG_8098.jpg

そうそう。

この写真を見て頂けると分かるかもしれませんが、さっき言ってたサイドマッケイの部分。

ステッチが見えるところですね。

そこが一直線ではないのが分かると思う。

単にサイドマッケイで縫ってるんじゃなくて、これがちゃんと理論に基づいた反り上がりをしているスニーカーなので、縫うのも日本で一握りの人しかできないそうなんですよ。

神業レベル。


あと、独特なヒールのボリューム感も特徴的かな。











IMG_8090.jpg

アウトソールの形状も。

これにも意味を持たせています。

モチーフはビスポークシューズから。

このスニーカーもただものじゃないよってことを地面を踏みつけて地球に知らしめるディテール。











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そして、スニーカーには忘れてはならないシューレース。

デザイナーはかなりの変態人間なので、シューレースまで100%納得できるものにしたいとのことからオリジナルでつくったそう。

自分で満足できる、納得できるシューレースが世の中に存在しなかったそうなんですよ。

だから、つくっちゃったって。

北陸のほうだったと思うんですけど、紐の一大産地があるみたいでそこにわざわざ赴いて、オリジナルでこれまでにないものを製作。

一般的なものよりも肉厚で弾力がありますね。


でもね、紐って大量につくらないといけないもので、多量のロットが必要だったみたいです。

スニーカー自体は全然大量につくれるようなものではないのにも関わらず、極上の紐だけ大量につくっちゃったみたい。

だから、完成したシューレースだけ家にふんだんにあるらしいですよ。


ん~、そういう気持ちって大事。

商業的ではない部分もときには重要ですからね。

そういった気持ちは必ず、完成した時にものに現れるものですからね。












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IMG_8588.jpg

ちゃんと主張のあるボリューム。

履くとしっかり目を惹きますね。

見たことない人が多い見た目してますし、全然プロモーションしてないブランドなので、完全に差別化できることでしょう。

コンバースのCTなんとかとかももちろん良いと思うし、普遍的なものを履く良さも充分にあると思う。

でもね、当店ではこういうものを勧めさせて頂きたいと思います。

匿名性が高く、ちゃんと想いの込められたもの。


そういうものを大事に履き続けるのがファッションの一つの醍醐味だと思いますしね。



さっきも話しましたが、エゲつないくらい意味のある仕様が盛り込まれているので、興味のある方にはお話させて頂きます。

でも、まずは履いてみてください。


圧倒的であり、他に比べるものがないので。






それでは明日も皆様のご来店をお待ちしてます。









CASANOVA & Co.

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Marvine Pontiak shirt makers のシャツ









こんばんは。








8月に入ったので、本格的に19AWになっています。




インスタグラムでも随時アップしてたりするのですが、取り扱いブランドが多い分、なかなか全てをクイックに上げるのが難しい状況です。



ごめんなさいね。




応援して。






なので、胸いっぱいに秋冬を期待してご来店くださいね。



しっかり揃ってるので。










今日、紹介したいのは今シーズンより取り扱い。





シャツブランドです。








Marvine Pontiak shirt makers

マーヴィン ポンティアック








当店は様々なブランドのシャツを取り扱いしていますが、このブランドは異質な存在。






僕自身、シャツを着ていることが多いし、デビューして間もないですが、気にはしていたんです。




そしたら、縁がありましたね。














Marvine Pontiakの特徴は、大きくある。





それは、全てがワンサイズオンリーの展開ということ。




つまり、デカい。





極端なサイジングのものは滅多に着ないし、ルーズなものもそんなに着ることはないんですが、これは別ですね。





なぜなら、大きいのにめちゃくちゃ細かいパターンワークでできてる。




オーバーサイジングなものって言うなれば、体にフィットしない分、誤魔化しが効くんですよ。




自分でもオーバーサイズを着ていないのはそういうこともあった。




でも、Marvine Pontiakのシャツ。




圧倒的に違う。




完全オリジナルのパターンワークでつくられてる。





情報があまり出ていないブランドだし、デザイナーも不詳。




それは、デザイナー自身がそれを希望してるから。



ちゃんといるんですよ。



すごく洋服を分かってる人だし、この人だからつくれたんだって言うのがよくわかる。











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全てがマニアックなシャツコレクション。

ブランドタグまでも今では見ることがない紙一重な仕上がり。



人体のことを理解し、トルソーに着せたとき、ハンガーにかけたときは二の次。


着る前のハンガー映えばかりを狙うブランドも多いですからね。


結局着るのが洋服なのに、競争の激しいファッション業界で手に取ってもらいやすくするために、ハンギングの見た目を優先して、着たときの姿が最優先されていないものも現実に存在する中で、よくやってるブランドだと思う。






そして、更に特徴的なのが、全てがコットン100%。

既に洗いがかけられ、タンブラーまで行われている。

つまりね、着て洗ってを繰り返してくれってことなの。



己で着て、素材の表情の増す姿を己でつくりあげて楽しめって考え方なんですよ。


だから、ガンガン着て、洗濯機にダイビングでオーケー。


もちろん、自然乾燥、ノーアイロンの洗い晒しで着るのがベスト。


なんて良心的なんでしょう。












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そして、そして、

全てのシャツがウルトラマニアック。

ディテールが凝りに凝ってる。


シャツって昔から存在して、下着だった時代もあるし、今では洋服で必要なものじゃないですか。


その昔からのディテールを残すものは残してるし、現代の「良いシャツ」の条件もバッチリ。



運針も細かいし、もちろん衿やカフスはフラシ芯。


つくりのレベルで言うと文句ないですね。


でも、ハンドメイキングを目指しているわけではない。


現代技術であるマシンメイドの特性を理解し、それも取り入れ、洋服としての完成度の高さを誇る。


ハンドの良さもあるけど、マシンのことを理解したら非常に秀でたものができると改めて感じることになったものづくりをしてる。



まあ、その辺りの詳しいつくりのことは興味ある人には話します。


だから、実物を見てみてください。




当店でファーストで届いたのは3つ。



全て形や生地、ディテールが異なります。












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LONG LENGTH SHIRT
color/NAVY
size/ONE


最初の写真のがこれ。

ロングレングスシャツ。

その名の通り、長い着丈。


生地はシアサッカーのネイビーですね。












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B.D PULLOVER LONG SLEEVE SHIRT
color/RED STRIPE
size/ONE


こちらはボタンダウンのプルオーバータイプ。

生地は、ホワイトベースにレッドなんだけど、加えてネイビーのストライプが並列。

よく見るとね。

でも、これがホワイト×レッドのみだったら全然印象違うし、カタチがカタチなだけにただのフェミニンシャツに終わってしまうから、その紙一重なバランスはこのブランドならでは。

生地も他では見ないものばかりですよ。

だから、それも楽しみの一つ。




そうそう。


あと、さっきから置いてる写真を見てご理解頂ける方はいるかもしれないんですけど、このブランドのシャツのパターンメイキングの大きな特徴の一つでもあるのが、肩。


肩の傾斜なんですよ。


皆さんの持ってるシャツと比べても圧倒的に傾きがなだらかだと思う。

これが、着たときに違いを生むんですよ。


大体オーバーサイジングなものは古着からイメージソースがきているものがほとんどだから、それを真似てつくるとこうはならない。

古着って主に欧米のものだから、それを元ネタにしちゃうと日本人の身体には合わないんですよ。

まあ、そういうものがほとんどだから、あまり気にはならないと思うんですが、厳密にはそう。


これが一般的なオーバーサイジングな洋服と違うポイントでもある。

着たとき変わるから。

試してみて。












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TAB COLLAR SHORT SLEEVE SHIRT
color/MADRAS CHECK
size/ONE


これは先ほども見て頂いたシャツ。

タブカラーです。

今ではあまり見ませんね。

タブカラー。

ネクタイのノットを立体的に見せるための紳士服ディテール。

それを半袖シャツに搭載。

その組み合わせは見たことなかったですね。







そうそう。


あと、このブランドのシャツ、











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これアームホールの写真なんですが、

前身頃と後身頃のアームの付け位置をズラしてる。

全部そうなってます。

これにはちゃんと理由があって、


人間の身体って前に比べて後ろの方が立体的だし、大きいし、

それでいて、手を動かすときって圧倒的に前への動きの方が多いじゃないですか。


後ろの方によく手を伸ばす人ってそういないと思う。

その前への動作、肩の動きの動作を邪魔しない、動きにくくならないような仕様です。

着用者への思いやりの気持ちが溢れてるシャツ。


洗えるし。












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普段、めっきりオーバーサイズを着ない僕が取り扱いを決めたブランド。

シャツが好きな人は着てみて。

あと、オーバーサイズが好きな人とかも。

これは違うから。




ちなみにこのブランド、オンライン販売はNGなのでオンラインショップへ掲載することはありません。

だから、直接目で見て、着てみて。



見れば見る程、シャツが好きになってくるブランドだと思いますよ。




明日は岡山は祭りだけど、皆さんのお越しをお待ちしてますね。





それでは。











CASANOVA & Co.

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