10月になって秋冬らしいものを見てもらえる人が中心的になってきた。
スウェットやニットなどのものややはりアウターを気にされる方は多くなってるなという印象です。
でも、今日は、シャツを。
どちらかというと、秋冬ってシーズンに限定するものではなく、このシャツを持っておくか否かが重要になってくると思いますね。
これに関しては。
シーズンに関係なく、シャツを着る人もいるだろうし。
シャツの中でもかなりベーシックなものに寄ると思います。
色も白ですしね。
まあ、厳密言えば、いろいろ全然違うけど。
tilt The authentics
Yoke Raglan Shirt
color _ White
size _ 1.2.32018AWシーズンデビューブランド。
今シーズンで取り扱いをして3シーズン目になりました。
チルト ザ オーセンティックス。
名前の通り、メンズの洋服のワードローブに於いてオーセンティックなものをつくってますね。
でも、この間もブログで言ったかもしれないけど、この2019AWシーズンでこのブランドは一気にレベルがこれまでと別次元にいきましたね。
もちろん、これまでの2シーズンも当店で取り扱いをするに充分に良い洋服をつくってた。
ただ、そのレベルが一気に飛躍したって感じですね。
知名度でいうとまあ、全然知ってる人は多くないんだけど、そんなの抜きにして洋服を単体で見たときには素晴らしいものつくってるって思ってもらえると思いますよ。
それで、今日のこの白いシャツ。
このシャツはブランドがスタートした当初からつくり続けてるもの。
というか、デザイナーがブランドを始めるにあたって、一番最初につくったものがこれなんですよ。
ヨークラグランシャツ。
これまでも2シーズン展開してきましたが、これ、
エゲつないぐらいレベルアップ。
毎シーズン続けて同じものをつくるブランドってあると思うし、それが最も分かりやすい言葉を使うとするといわゆる「定番」というものだと思う。
このヨークラグランシャツというものを厳密に表すのであれば、「ヨークラグランシャツ」という名前のシャツはこれまでもあったのですが、これは同じ名前のまた違ったものという認識で良いでしょう。


名前の由来は、これ。
肩の部分。
通常、シャツはセットインスリーブという身頃と袖の切り替えだと思う。
このシャツに関しては、バックヨークを利用してそのままラグランスリーブとして袖をつくってるシャツ。
だから、いわゆる白いシャツと言ってもデザインから少しブランドらしいカラーがあるんですよ。

まあ、このシャツ、
ヨークラグランなのは見て分かってもらえると思うので、この考え抜かれたパターンのことは店頭にてお話をさせて頂きます。
全然動きにくくないとか、肩の稼働のこととかは。
シャツって素材に何を使うかってすごく重要。
これね、コットン100%なんだけど、ただのコットンじゃあないんだな。
フィンクスコットン。
多分、聞いたことある人もいると思うわ。
結構、資本力あるブランドが使ってることあるから。
超長綿ってあるじゃないですか。
めっちゃ繊維が長いコットンのこと。
その超長綿に属するフィンクスですが、その超長綿の中でも希少中の希少。
世界でコットンって約110種類くらいあるって言われてたと思うんだけど、ウルトラ希少種。
あることはあるんだけど、その極上さゆえ、流通するプライスも高額だし、お金持ってるブランドがたくさん持ってっちゃう。
だから、特定のブランドなんかでは見ることがあっても、そんなにそんなにないですよ。
まあ、シルクのような光沢と圧倒的に滑らかな肌当たりと柔らかさ。
すんごいですね。
これ。
コットン100%とは思えないから。
着ていて不快感何て皆無だし、ずっと着ていたく思ってしまう極上さ。
こればっかりは袖を通してもらえないとなかなか実感してもらうには難しいんだけど、見るからに上質素材から放たれる光沢は見ただけでわかりますよ。
このシャツは、そんな極上コットンを使ってるんだけど、ウルトラヘビーユースできるように、
100番手の双糸にしてる。
尋常じゃないくらいの肌当たりの良さと見た目の良さはそのままに、耐久性を高くしてるって思ってもらえたらオーケーです。
もうなっかなか見れないような輝きですよ。
過剰じゃないんですけど、超上質の素材特有のあれですね。
あの感じ。
でね、このシャツ、素材の良さはピカイチですよ、
でも、それだけじゃないんだ。
このブランドの顔でもあるシャツがより一層ヤバヤバ極上シャツになった理由。
それは、縫製にもある。
これ、縫ってるのは日本でも指折りの技術を持つ人。
もの凄く丁寧、かつ美しい縫製を行う工場ですね。
デザイナーからは誰が縫ってるのか聞いてるんですけど、聞いた瞬間にもうそれなら最強のシャツが出来上がるだろうと確信した。
まあ、興味のある方にはお話をさせてもらう、かもしれないですが、すごいから。この仕上がり。
最強の素材と最高の縫製との掛け合わせ。





非常に細かく、寸分の狂いもない美しいステッチの数々。
ボタンも白蝶貝の手付けに、ボタンホールまで穴のかがりの細やかさ。
生地、表、ウラ、ボタン、ホール、ステッチワーク、どこを見ても楽しめちゃうシャツですね。


そして、このシャツ、
素材の良さと縫製の良さを最大限に際立たせるため、一般的ではないことをしてます。
一つは、衿とカフスの芯地。
これはだいたいのシャツには芯地が入るのですが、このシャツに関してはどちらも排除してもらってます。
衿とかが首に強く当たって気になることってあるじゃないですか。
それを無くして、上半身全部で生地の柔らかさを体感してもらいたいためです。
二つ目、
完成後にデザイナーに洗いをかけてもらってます。
こういった素材の良いシャツは、洗い晒しでなく、アイロンをきちっとしてシワなくピンと着る。
というのが通例かもしれないけど、めんどくさいでしょ。
というか、本当に良い素材を使い、丁寧な仕立てがされたシャツであれば、僕は洗濯機で洗って、干して、乾いたらそのまま着るってのが一番良いと思ってる。
デイリーユースにはね。
少しかしこまった場には相応しくはないかもしれんけど。
だから、洗って既にパッカリングを出すようにしてもらってます。
そうすることによって光沢のある生地の陰影と細かな縫い糸が引き立つ。
そのコントラストと言ったら、
アメージング。
だから、皺も既に入ってるし、ガンガン洗い晒しで着てください。
そしたら、着心地ももっと向上してくると思いますよ。



サイズ感に関しては、きちんとフィットしてくれます。
持ってるといつでも着れるサイジングじゃないかな。
ブランドは比較的いつもジャストサイジングなものをつくるので、今回はサイズは1~3の全てのサイズで展開をしています。
ちゃんと着ることもできるサイズだったらジャスト、少し時代的にもあるので、ゆとりを持って着るならワンサイズ上げても良いでしょうね。
白いシャツで本当に良いものを欲しいって思ってる方がいたら、このシャツを見ずには話しは進まないと思いますよ。
それくらいの超絶自信作。
あと、そうそう。
デザイナー、すごく頑張ってくれました。
値段が高いか安いかは判断するのはそれぞれ自由ですが、
このシャツ、¥20,000-(税抜)。
品質と価格との概念が覆された。
ホント中津さん頑張ってますよ。
良いものつくってる。
興味のある方は是非、見てみて。
それでは。
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