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ED ROBERT JUDSONの財布





こんばんは。




最近メンズでは服が続いておりましたので、今日は久しぶりに財布をご紹介します。




先にインスタには上げていた財布。


僕自身も待ちに待っていたものが入荷しました。






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ED ROBERT JUDSON β
BUND
WHITE.KHAKI.BLACK


バンドと名付けられた財布

ゴム製のバンドが付き、それで留めるモデルとなります。




そもそものお話となりますが、ED ROBERT JUDSONには2つのラインが存在します。


・コレクションライン(ED ROBERT JUDSON)

・コンセプトライン(ED ROBERT JUDSON β)


どちらも共通したデザインなのですが、コレクションラインの方は、その名の通りシーズンで革の種類が変わり、シーズン毎に革を楽しめるライン。

そして今日ご紹介するのはコンセプトラインとなります。


コレクションラインと何が違うのか。


それは、ED ROBERT JUDSONのブランドを知れば知るほど理解が容易くなりますが、どのシーズンでも同じ種類の革だということ。


その革は2つ。


WHITE・・・世界でも唯一、兵庫県の姫路でのみつくることが可能な「白鞣し革」

KHAKI.BLACK・・・革では世界で最良とされるイタリア、トスカーナ地方の伝統的な「バケッタレザー」


最近、バケッタレザーの名を聞く機会は、ファッション好きの方には増えてきているのではないでしょうか。

それだけ、名だたるブランドが使用する革。


非常にオーガニックなつくり方でつくられる、というか鞣(なめ)される革。

オイル分をとてもよく含み、使用すると素晴らしいツヤが生まれる種類で、モードブランドからクラフト系ブランドまで見ることがあります。




そして、白鞣し。


こちらは、いかにも本来の日本らしいものづくりの姿勢によってつくられる革です。



鞣される工程で使用されるのは、4つ。

・塩
・菜種油
・姫路の川の水
・太陽

それを用いて、3か月以上の期間をかけて鞣すのだそう。

尋常じゃないくらいオーガニックさ。



白い色をした革ですが、一切染められていません。


このつくり方で完成される自然な革の色なのです。






とまあ、革の事だけで長くなってしまいましたが、ED ROBERT JUDSONの魅力は「素晴らしい革を使用しているだけではないこと」です。



今日、ご紹介するこの財布。


ゴム製バンドで留めることも特徴的ですが、、、






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ドイツ製のバインダーを使用

そして、中身を入れ替え、カスタムしたり、中の順番を入れ替えたりすることができるのです。



ただ、僕は、非常に感動したのはやはり、ドイツ製のバインダーを使用していること。


だって、ドイツ製のバインダーって聞いたことないでしょ。




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それだけで、異常にそそられますね。





デザイナーもこのバインダーを使用したくて、この財布をデザインしたとのこと。


デザインでも一切の妥協をしたくないということで、このバインダーの規格に合わせて財布を細かく構築したのだそう。




素晴らしい革を使用しているだけでも魅力的なのですが、自然的につくられた革に、人工的な「ドイツ製のバインダー」

一つの財布の中に、ギャップが生まれています。










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イタリアのバケッタレザーを使用した
KHAKIとBLACK











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兵庫県の姫路の革
「白鞣し革」のWHITE


どちらもそれぞれ魅力。










ちなみにED ROBERT JUDSONのこの財布。


全て手縫いです。


しかしながら、いかにも「手縫いしましたよ」って感じのクラフト感は皆無。

まるで、機械で精緻に縫われたかのようなステッチ。

ED ROBERT JUDSONは、職人的なものづくりをしているブランドですが、いかにもなハンドメイドを全面に押し出してはいないのです。


実際、手縫いで縫うことのメリットは、細かなところにも針が届いたり、堅牢につくることができたりします。

しかし、それは使っていっても、壊れず、長く使い続けられて、その時に初めて、縫いの良さを感じて頂ければそれで良いのです。

そういった控えめなものづくりも日本のブランドならではですよね。




実際に店頭で、ED ROBERT JUDSONの財布の良さを確かめて頂ければ嬉しいですね。




それでは!










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