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Norwegian Rainのコートの解説





こんばんは。




連日寒い日が続いています。



皆様冬支度はいかがでしょうか??



この冬のアウターを既にご用意されているのでしょうか?


そんなアウターを脱いだ時にもちゃんとして見えるインナーはお持ちでしょうか?



アウターもインナーもカサノヴァではたくさんご用意しておりますので、冬のファッションの気分を上げてくれる洋服を是非、お選びください。



さて、今日はそんな中から只今イベント開催中のNorwegian Rainを。



今日は、何故Norwegian Rainのコートがカッコいいのか、何故、ずば抜けたスペックを持っているのかを僕の視点から解説させていただきます。







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こちらはNorwegian Rainを代表するモデル

DOUBLE BREASTED

このモデルについてお話させて頂きます。





・・・・・





このBLOGでもNorwegian Rainのコートはテーラーリングの要素が活かされているとのお話をさせて頂きましたが、どのようなディテールに活かされているのかをまずはお話いたします。






そもそも洋服は、「ショルダーパターン」が非常に重要になってきます。

「ショルダーパターン」つまりは、「肩のつくり」ですね。


最近では、ドロップショルダーとかオーバーサイズが多くなっていますが、Norwegian Rainの洋服はそのようなものには当てはまりません。

ジャストショルダー、つまりはちゃんとした肩の位置で着て頂くコートです。


スーツも肩を落として着るようなものではないですよね。

しっかりと肩の位置を合わせたサイズで着用頂くと尋常じゃないくらいカッコいいのです。




それは、何故かと言うと・・・




こちらをご覧ください。



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肩のパターンには、肩の頂点の「袖山」というものとアームホールの一番下「カマ底」というものが存在します。

その「カマ底」から生地の地の目に垂直に線を引きます。

その線(赤線)から「袖山」までの距離で「袖山が高い」「袖山が低い」というように区別することができます。


先に言いますが、Norwegian Rainのコートは非常に袖山が高いということが言えます。


通常のカジュアルウェアに比べると「袖山」から「カマ底」の距離は倍近くもしくはそれ以上の長さがあります。

肩の動きをしやすいのは「袖山が低い」ほうです。

なので、カジュアルウェアは楽に着てもらう想定の為、低いものが大半を占めています。


しかしながら、スーツ。

スーツって正直、腕を上にあげにくいですよね。

それは、「袖山が高い」からです。

しかし、スーツの肩のつくりってしっかりと男らしくってカッコいいですよね。


Norwegian Rainはレインコートでありながら、そのスーツと同じように袖山を高く設定し、カッコいい肩に見えるようなショルダーパターンなのです。








IMG_0303.jpg

その為、腕を上げようとするとこのように不自然なシワが入ります。

しかし、着たときの立ち姿は抜群。

もしかしたら、肩の見え方なんて意識をすることは少ないかもしれないですが、男性の洋服は「肩」で印象がガラッと変わるものなのです。









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もちろんショルダーパターンだけではなく、腕のパターンもテーラー仕立てです。

前振りにつけられ、柔らかく湾曲した袖。

インナーを重ねることを想定し、ほどよくゆとり分量はありながらも、無駄な余りは一切ない精緻なパターンです。

その為、着るとスッと落ちる腕のフォルムが素敵。









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もちろん身頃も細かなパターンです。

緩やかにシェイプの効いたウエスト。

イタリアものほどキュッと絞られてはいないけど、イギリスものほどBOXシルエットではないシェイプ。

こう見るとほとんど一直線にしか見えませんが、ミリ単位の細かな調節で少しウエストが絞られています。

まさにテーラーの仕事です。









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そして、このDOUBLE BREASTEDの特徴として、大きな前立てフラップがあげられます。

この前立てを閉める事によって、フロントからの風の侵入をシャットアウトしてくれますが、何より閉めたときの見た目が抜群なのです。


そんな特徴的な前立てフラップですが、西洋の洋服ならではの「曲線」で形作られたものになります。

東洋は「直線の洋服」

西洋は「曲線の洋服」

そんな「曲線」が前立てにさえ用いられています。









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分かりますかね?

斜めにカッティングされてると言う方が多いですが、実は緩やかにカーブを描いているのです。

これが日本のブランドの洋服なら、直線的で斜めな前立てになっていることでしょう。

その方がパターン的にも簡単です。

しかしながら、西洋らしいテーラーリングを活かしたブランドNorwegian Rain

細部に曲線が多用されています。









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そんなNorwegian Rainのコートですが、着用の際は「ちゃんと」着ましょう。

「ちゃんと」というのも今って、「抜いて着る」とか「肩を落として着る」とか結構あるじゃないですか。

Norwegian Rainのコートでも中には肩を落として着用してもらうことを想定したモデルもあるのですが、ほとんどのモデルがそうではありません。

コートの肩を前にグッと持ってきて、肩がしっかりハマる位置で着用頂くのがベストです。









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また、Norwegian Rainのコートの特徴としてこのような部分も。

首の部分。

肌に当たる内側にカシミヤ100%の生地が当てられています。

寒い時期でも着たときに「冷やっ」としない配慮がされています。









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そして、恒例の裏側チェック。

Norwegian Rainのコート。

もはや、裏側きれいとか言うレベルを通り越しています。

滑りの良いサテンの裏地、内側のポケット。

テーラー同様の縫製が施されていますので、内側さえも機能美を感じます。









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文句ないでしょう??





そして、本日最後に・・・



昨日、僕自身の個人のインスタグラムにはあげましたが、このBLOGでも載せようかと。




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本日のマイクロスコープ。

少しぼやけてしまってますが・・・


Norwegian Rainは使用するファブリックにも大きな特徴があります。

・完全防水
・完全防風
・防寒性抜群

そのスペックにはやはりこの生地が大きいのです。

それをマイクロスコープにて60倍に拡大しました。


Norwegian Rainの生地は特殊なポリエステル100%です。

これを見て何が分かるのか。

1、ポリエステル繊維の異常なほどの数の多さ

2、その繊維でつくられた糸の太さ

3、糸が全く隙間がないほど、ガッチガチに超高密度に織られ、生地が形成されている

ということです。



つまり・・・





なにが言いたいのかというと、、、、







異常なほどスペックの高い生地なのです。


もし、マイクロスコープの写真について興味をお持ち頂ける方がいましたら、是非、店頭でお話させて下さい。


アツいお話をさせて頂きますので。








それでは、明日がNorwegian Rain More Variation開催中の最後の日曜日です。



寒くなってきましたので、最強のコートを是非、見にいらしてください!



それでは!










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