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山内 18SSがスタートしました 岡山 CASANOVA&Co.







こんばんは。







楽しみにしていた方、お待たせ致しました。





明日3月25日(日)より「山内」の18SSがスタート致します。





世界的に見てもとても珍しい洋服づくりをおこなうブランド






「本当に丁寧につくられた洋服」




という言葉がピタリと当てはまるブランドです。



そんなブランドの18SSがスタート致しました。



「山内」の山内さんや奥様の知美さんが書かれている「山内」のブログをご覧頂いたことがある方はご存知だとは思いますが、毎シーズンのコレクションはコートの製作からスタートする山内。




春夏、秋冬のシーズンに限らず、メインとなるコートをつくることから「山内」のコレクションはスタートするそうです。





そして、この18SSの最初に届いたのはそのコートです。







ご紹介致します。





春夏でありながらも凄まじい一着となっています。









IMG_9927 (2)

ハイブリッドコットン・ミリタリーコート
color/gray khaki
size/3


今シーズンのブランドのメインアウターとなります。

写真見ただけでもヤバそうでしょ




仕様がハンパなくて何からお話をさせて頂くのが良いのか迷うコートですね。





でも、まずは名前についたハイブリッドコットンということから。


「ハイブリッドコットン」


聞き慣れないフレーズだと思います。



数シーズン前から山内で使用されるコットン100%の生地となりますが、、、



「山内」の山内さんが普通に世の中にありふれた生地を使うはずがありませんよね。


化学繊維のような質感をコットン100%で表現した個性の強い生地。


それを今シーズンは更にコットンの糸を「超細く」つくっています。

そして、限界まで打ち込み本数を高めています。

「新素材」だそうです。

非常に軽量に仕上がっています。


まあ、でも実際、いろんなブランドの売り文句で、「限界まで打ち込み本数を高めた生地」とか「この生地、限界まで目を詰めてます」みたいなことってよく言ってるじゃないですか。

だから、「限界まで」っていう言葉にもはや新鮮さを感じないって人もいると思います。

ただ、その「限界まで」って「どのレベルでの限界を指しているのか」ってことが重要じゃないでしょうか。


"どこまで高い位置のクオリティを追求しているのか"で限界のレベルが変わってくると思います。



「山内」は、徹底して日本の職人の持つ、最高の技術を追求しているブランド。



全然レベルの高くない工場での限界

対して、

その分野ではトップクラスの高いレベルを誇る工場での限界


その二つを比べただけでも違いがあるのは明らかですよね。


ただ、僕は、何を持ってレベルが高いと判断するのかというと、もちろんその工場が保有する技術もそうですが、

工場が何を目指して、何を思ってつくっているのか、ということやデザイナーさんと工場との意思疎通がちゃんとできているのかという部分はとても大きいと思います。


企画者と工場との信頼関係がしっかりと積み上げられ、生み出されるものは全く異なってくるのです。



「山内」では山内さんご自身と同じベクトルを向ける職人の方々と洋服づくりを行っています。

糸、生地、加工、縫製、全てに「山内」のクオリティを追求し続ける為に、とにかくつくり込んでいっています。


だから、「山内」でいう「限界まで」という言葉は、一般的なブランドの「限界」とは全く違います。




それだけのクオリティの生地。





はっきり言って、コートではありますが、




コートとはまるで思えない生地に仕上がっています。






僕自身は、このような生地で仕上がったコートに人生で初めて出会いました。




とても衝撃を受けたのを覚えています。



それにこの見た目ですからね。

この生地感とは思えない、「山内」の縫製の真骨頂が現れています。









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衿や腕周り、肩にくっきりと一直線に走るステッチの数々がご覧頂けますでしょうか。

細かな運針の点と点がつながり不思議な線のように見える。









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衿の部分をアップで

この生地だと上衿と前立てが重なる部分とかもの凄く硬いんですよね。

それがこの縫い。

驚愕ですね。


あと、ステッチは山内さんは30番手という縫い糸の太さが気に入ってるので、ステッチが立っています。

だからこの細かな運針数のステッチでもはっきりと糸が見ることができる。

その30番手の糸で縫われているので、結果的に重厚感が出ます。


この重厚感とハイブリッドコットンの生地とのギャップ。


洋服を知っていれば知っている人ほど、驚愕することでしょう。










IMG_9958 (4)

恒例の内側チェック。

裏の仕様も一切の無駄はありません。

内ポケットがつくだけ。

これだけ丁寧に縫われた洋服は内側もしっかり見たら楽しいですよね。

ボタンは全て水牛ボタン。

もちろん全て手付けの根巻きありの5ミリ程の浮きあり。

徹底してますね。











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オリジナルでつくられたナイロンのような生地はドレープを描くたびに美しい光沢を生んでくれるでしょう。









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バックはウエストアジャスターにセンターベント。

クラシカルなディテールとなります。

過剰なデザインはありませんが、素材の良さ、生地の良さ、仕立ての良さで物語るコートですね。










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裏側のどこを見ても一直線のステッチ。



さて、「山内」のファンの方なら既にご存知のこととは思いますが、

「山内」の特徴として「縫製者タグ」というものがつきます。

その一着を誰が縫ったのか、縫った方の名前が記載されるというもの。

通常の洋服は工場での量産となるので、工場の生産ラインで縫われ、複数の人が分業で縫っていくのですが、「山内」では丸縫いといって一着を一人の縫製者が縫うということを行っています。


「山内」の洋服の一つの楽しみとして僕自身は必ずチェックする縫製者タグ。


こちらのミリタリーコート・・・





IMG_9965.jpg

デザイナーである山内さんご本人となります。

デザイナー自身が一着を縫い上げたこのコート。

このコートを見ていると、コートからコレクションの製作を始めるというだけあって、この一着への込められた思いが伝わってくるように感じます。


洋服ってとても匿名性が高く、生産者と消費者との距離がとても遠い世界。

僕自身も以前、縫製工場で働いていたときは、自分が関わった洋服を誰が着ているのか想像することさえできませんでした。

しかし、この縫製者タグによって生産者と消費者とがつながることのできる一つのきっかけになるのではないかと思います。

スーパーで売っている拘りを持ってつくられた野菜だって生産者の顔が見えますよね。


洋服づくりってとても過酷な作業なのです。

卓越した技術を持った方は、しっかりと表へ出て評価されるべきだと思います。











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衿の美しい返りや、繊細な手作業によるステッチ。

そして、この生地が生み出す独特のドレープは素晴らしい雰囲気を演出してくれます。

つくり手の思いが宿ったコート。

とても所有価値のある一着に仕上がっています。


実はまだまだご紹介しきれていない変態ディテールが満載なので、そういうの好きな方は店頭でゆっくりとお話をさせてください。


明日、3月25日、このコートから「山内」2018SSシーズンのスタートです。


変態さんたちは、今シーズンも是非お楽しみください。




それでは。










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