こんばんは。
お知らせしていましたが、本日より新ブランド、cantateスタートしました。
当店でも屈指の洋服好きの方にお越し頂き、ご覧いただけた一日となりました。
でも、やっぱりジーパンがダントツですかね。
どうしても数に限りがあるので、そんなにたくさんの数量は入荷していないんだけど、既に完売のサイズも出ています。
そして、残りもあと一本ずつとか二本ずつとかになってしまってます。
やはり、あのつくり込みであのシルエットですからね。
それは、欲しくなります。
これは僕も同じで実際届いてすぐに穿き始めましたし。
これは他のブランドではできないですね。
ブランドを代表するジーパンだけど、やはりそれだけのことはあると思う。
もちろん、他の洋服も凄まじいですがね。
今日はいくつか紹介します。
Denim Tapered Trousers
color/INDIGO
size/26.28.30.32噂のジーパン。
実はブランドでは、2種類ジーパンあるんですよ。
501XXタイプとこのデニムトラウザータイプ。
当店では、まずはこちらをセレクトしています。
なぜなら、そのディテールに加えて、すごく良いシルエットだから。
ディテールとシルエット、そして数年後が超絶楽しみなデニム地。
このタイプはセンタークリースが入り、シャツやジャケットに合わせてもらうとすごく品が良く見えるように設計されています。
当店ではこの春夏シーズンも数々の名作シャツを取り扱っているので、それに組み合わせていただきたいと思い、こちらでの取り扱いとしています。

まあ、この写真である程度このジーパンのポテンシャルはご理解いただけると思います。
ステッチはオレンジとイエローの組み合わせ。
やっぱりね、インディゴデニムには単色ではなく、オレンジステッチとイエローステッチのコラボが最強なんですよ。
なんだかんだ言って。
しかも、特有のステッチの毛羽立ちもあって最初から良い感じなんだけど、でもね、でもね、穿いて洗濯していくとステッチも一緒に退色してくるんですよ。
中途半端なインディゴになったときの表情も良いし、うっす薄のブルーになったときのコントラストもサイコーですよ。
伸びしろしか感じない。

このフロントのウエスト部分だけで、情報量多すぎますね。
トップボタンは本水牛だし、ベルトループは中高だし、ベルトループのカンドメは1mmずつ落ちてるし。
イエローステッチの番手の違い、運針の違いも一発で見てとれる。

ジップフライ。
これ、60年代のヴィンテージのタロンジッパー採用。
しかも、コの字留めのファスナーです。
これはフライトジャケットなんかに使われてた留めのパーツ。
そして、ウエスト帯にはVステッチ。
ヴィンテージディテール満載。

コインポケットの耳チラ。
これもヴィンテージデニムで見たことあるんじゃないかな。

裾、表はオレンジ。
対して、
ウラ。

イエローステッチのチェーン。
ロールアップした時の裾のアタリのパッカリングとのコントラストが期待できる。





ディテールも充分なんですが、シルエットも文句ない。
ちょうど、PETROSOLAUMのブーツと合わせてますが、こういったものとの組み合わせはすごく調子良いですね。
仕立ての良いシャツやジャケットと良いと思う。
そして、次は、ブルゾン。
Gun-club Blouson
color/BEIGE
size/44.46これ。
なんかすごそうでしょ。

この生地。
こちら、今シーズンのカンタータを象徴する生地ではないでしょうか。
素材はリネン100%。
だけど、リネンとは思えない。
驚きの生地ですよ。
最初、ウールかと思った。
そしたら、まさかのリネン。
強いハリを感じる。
いかにもリネンらしい、あのダレ感がないんですよ。
原料も紡績もヨーロッパのリネンなんだけど、他のリネンに比べ糸面が綺麗なものを使ってる。
そして、それを縦糸を双糸使い。
それを2/2の綾で織っている。
綾目が尋常じゃないくらい美しい生地に仕上がっています。
更には、色がベージュ、ブラウン、ネイビー、イエローと4色で構成。
これはもう着ないわけにはいきませんでした。
だから、先ほどのジーパンと合わせてこちらのブルゾン愛用中。
気に入りすぎて、しばらくはこのブルゾンとジーパンの組み合わせで居続けることと思う。

衿には芯はなし。
だからソフトな風合いです。
ファスナーもこのブルゾンの設計に合わせたもの、そしてその引き手にはシャトル織機で織り上げたファスナーテープが付属する。

この柄合わせ。
わかりますかね。

ここ。
それだけではない、

裾のリブ。

袖口の中に内蔵されたリブ。
どちらもウール100%。
ただのウールじゃないんです。
SUPER 140's。
肌触りが異常。
リブなのにこれほどまでに滑らかなのかと自分の肌を疑っちゃうレベル。
驚きのつくり込みようでしょ。

コットンキュプラの50/50のライニング。

衿裏はバイアス(生地を斜めに使ってる)。



もうあと46のサイズだけになっちゃったんですけど、サイズが合う人は是非着てみて。
そして、最後に、
Trench Coat
color/BEIGE
size/46.48これ。
カンタータを象徴するもの。
トレンチコート。
18SSにリリースしたところから始まりで、今ではカンタータと言えばトレンチとも言う人がいるくらい。

生地は、スーピマコットンの60番手の双糸。
一見よくあるベージュに見えるけど、これ違うの。
縦糸がオレンジ。
緯糸が薄いグリーン。
その二色で構成されたベージュなのです。
もちろん、スーピマ特有の光沢もあるし、高密度に織り上げているので、生地表面の奥深さはヤバい。
玉虫だし、ハリは強いし、光沢あるしで、もうこれだけで所有価値はあると思う。

ボタンは全て本水牛。


付属のヒモにつくバックルさえオリジナル。

そして、このトレンチ、、

この衿裏の無数に入るステッチ。
これは驚き。
更に、

裏は大見返し。
これは裏の前身頃の部分に裏地のライニングを施すのではなく、表地をそのまま配置した仕様。
トレンチコートではまず見たことない。
更に、

袖裏にはシルクとリネンのシアサッカー。
まさかの生地の仕様。
ここまでやるブランドです。





ブランドの代表作だから、まずは着てみてください。
すみずみまでつくりが行き届いたトレンチコート。
本来のトレンチコートの良さはしっかりと活かしながらも他にない圧倒的な着心地の良さとパターンワークがすごいので。
これはブランドを知る上でもまずはお試しください。
あと、今日は紹介できなかったんですけど、シャツも3種類届いています。
どれも2色ずつ。
ドレスシャツにボタンダウンにバンドカラーのチェックシャツ。
あと、ベルトも。
それも追ってご紹介しますね。
お楽しみに。
それでは、明日もご来店お待ちしてます。
CASANOVA & Co.
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