暑さが日に日に増してくるのを感じる週中ごろ。
気候と共にクローゼットから手に取りたくなるアイテムも変わってきているのではないでしょうか。
今は やっとTシャツ一枚で快適! と、ついついTシャツを手に取るでしょう。
ただ怖いのは、夏の暑さとは思っている以上に長い付き合いをしていかないといけないということ。
そうするときっと、Tシャツだけでなく気分転換にほかのアイテムを着たくなる、もの足りない何かを感じ始める時期が訪れるはず。
だから夏でも 「パリッとカシっと程よい抜け感」 こんなスタイルだって頭に入れておいて頂ければと。

BUTTON TAB SHIRT -BLUE BLACK NAVY-

SHORT SLEEVE ZIP THROUGH -BLACK-

WIDE LEG CULOTTE -BONE-
STUDIO NICHOLSON SS19MAIN Womens Collectionより、3アイテム。


淡いサックスにブルー・ブラック・ホワイトのストライプが突き抜ける、芯のあるカラーリングのシャツ。
生地はツヤを帯び軽く、長めの着丈に対してウエスト部分を高く見せてくれるようなボタンタブが左半身にのみ付属します。
一様ではないシルエットがスタイリッシュながらも頑張りすぎておらず、カジュアルさのバランスを取るかのよう。
ただのシャツではない面白みが、一枚着るだけで完成してしまう、そんなアイテム。




カフスや衿といったシャツのポイントとなる部分も見て頂きたい。
そのちょっとした部分ではあるけれど、魅力がぐっとつまり、着方の個性も豊かに広がるポイント。
カフス自体が長めに取られていると共に、そのボタンも袖口から離れた方向へとシフト。
カフスボタンを留めたままでも動きの出る袖元となり、外すと肘下程までしっかりと開く仕様に。
ロールアップをしても、ボタンを外したまま長い袖を強調してもかっこよく着て頂けそうです。
衿は大きめで丸みを帯びます。
開くと衿の立ちの良さが美しく、閉じても上品に女性ならではの首元を魅せることのできる形。
首元にアクセサリーなしで楽しめる服なのではないかと。




打って変わってこちらはスッキリとしたノーカラーにハーフジップとなります。
前後で着丈が異なることはもちろん、前後で裾の描くカーブの角度さえも異なります。
独立する力の強い生地が、カシっとシルエットを決めてくれるスグレモノ。
このシルエット美は着ていて体のラインが綺麗に見え、服が体の収まりの良いところにフィットする感覚がさすがのSTUDIO NICHOLSON。
だからハーフジップを閉じてクルーネックとして着ても、ハーフジップを開いて重心を後ろに引いて着ても、シルエットは美しいままで、肩こりや不快感にも繋がることは無いのです。
さらには着ていて服が体から離れている面積が大きいため、風が自由に体と服の間を通り抜けて快適。
Tシャツ or シャツ という狭い選択肢に限られてしまいがちな夏に、必殺技ともなり得るプルオーバー。
これは着てみて頂くことが一番だと思います。


ズドンと迫力満載。
まさにワイドパンツと言わせず、キュロットと言わせたくなる気持ちはわかるほどに太い。
これを際立たせるべく、ウエスト周りの印象はスッキリと。

ブランドらしいポケットの付き方はいつも通り。
縦に長く、後で貼り付けたかのような雰囲気が綺麗さの中だからこそアンバランスで、それが逆にグッドバランスに思えます。

フロントボタンのパーツは内側へと収納され、特に何も邪魔するものがないスッキリさゆえにそこから下方向へ伸びてゆくワタリ幅の太さに自然と目が行きます。
この仕組みを利用するのであれば、フロント部分のみでもウエスト周りを少し見せて穿くことで、“ザ・キュロット”である形のこのボトムスの長所を発揮できそうです。



STUDIO NICHOLSON特有のヒップ部分のダーツも効いたバックスタイル。
左部分にフラップ付きの大きなポケットが一つ。
そして、どの部分の糸の色も生地と同色で揃えられているのに、何故だかしっかりとした主張を感じるステッチ。
ポケットの大きさや付き方、そこに走るステッチからは、どことなく男らしさや強さが感じられるはず。
でも女性だからハマるかっこよさ、というところで照準を合わせているような、女性デザイナーだからこその、
凛とした内に秘めるパワーがある服となっているのです。
STUDIO NICHOLSONというブランドの魅力が、自分の「パリッとカシっと程よい抜け感」の気分にピタッとリンクした時、
服を楽しむワクワクはさらに増していくことでしょう。
▹Online store 【STUDIO NICHOLSON】
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