こんばんは。
昨日は、Marvine Pontiakのシャツを紹介致しましたが、すぐに完売してしまったものも。
着ると分かるこのブランドの特徴があるので、気にして頂ける方は是非着てみてもらえると嬉しいです。
そして、今日はスニーカーを。
昨シーズンの19SSより展開をスタートしたスニーカーブランド。
LIWLE
リウルそのボリューム感や特異な形状のため、ジャンルの定められないスニーカーではありますが、やはり今シーズンのLIWLEクオリティも健在。
相変わらずスニーカーとは思えないつくり込みよう。
19SSではスニーカーと言えばオールホワイトでしょって思ったんで、WHITEのみ展開していたのですが、今シーズンはプラスしてBLACKも取り扱い。
カラーリングが変わるとまた新鮮ですね。
そして、黒いスタイリングにも使えそうだし、なんならちょっとRickのような薫りも漂ってるし、反対にジーパンとかチノパンとかにも相性は良さそうなので、BLACKも良い感じ。
さすが、ヨージのコレクションラインのシューズをつくってた人だけありますね。
LIWLE
FOLD WHOLE LO
color/BLACK
size/2.3
process/Mckay


レザーの一枚革で形成されたこのスニーカー。
裏のライニングまでレザー。
もちろん、それも一般的なスニーカーレベルではないクオリティのものを使っているのは当然。
シューレースで強く縛ると出てくる独特なレザーのFOLD。
折りたたんでいるならでは。
そして、ボリュームのあるソールもこのブランド。
手に持つと重みはあるけど、それが歩行につながる振り子の原理。
スッスッと自然に足が前に向く。
更には履いた人にしかわからない、360度全方位から体重が抜けていくようなクッショニング。
これは驚き。
圧倒的ですね。
語りどころは夥しいほどあるんですが、それは全てに意味を持たせるというデザイナーの考えのもと。
構想から4年の歳月を経て誕生したスニーカー。
中途半端じゃないですね。
行ききってる。
それを象徴するのが、製法かな。
普通、スニーカーは履きつぶすものと言われる。
履いて履いて、ダメになったら新しいものを買って履く。
というのが一般的。
やっぱり一番消耗する靴底が限界がくるから。
でも、その概念を覆すのがLIWLE。
サイドマッケイ。
マッケイってレザーシューズに用いられるもので、スニーカーはセメント製法で接着してしまうものが大半。
これはマッケイを側面に施し、それで本体のアッパーとソールとを一体化させる革新的な方法。
それにより、耐久性がただでさえ高く、すり減りにくいオリジナルソールなのにも関わらず、ソール交換までできちゃう。
ウルトラ長い間履けちゃう。
履きつぶすスニーカーの時代は終わりました。
令和ですから。
LIWLE
FOLD WHOLE LO
color/WHITE
size/2.3
process/Mckayそれでこれがもう一色のWHITE。
う~ん。
やはりこの潔さはオールホワイトだからですかね。
白いスニーカーって好きな人は好きじゃないですか。
かのムービースターやミュージシャンも履いてきたオールホワイトというジャンルのスニーカー。
これにはこれしかないものがあると思う。

そうそう。
この写真を見て頂けると分かるかもしれませんが、さっき言ってたサイドマッケイの部分。
ステッチが見えるところですね。
そこが一直線ではないのが分かると思う。
単にサイドマッケイで縫ってるんじゃなくて、これがちゃんと理論に基づいた反り上がりをしているスニーカーなので、縫うのも日本で一握りの人しかできないそうなんですよ。
神業レベル。
あと、独特なヒールのボリューム感も特徴的かな。

アウトソールの形状も。
これにも意味を持たせています。
モチーフはビスポークシューズから。
このスニーカーもただものじゃないよってことを地面を踏みつけて地球に知らしめるディテール。

そして、スニーカーには忘れてはならないシューレース。
デザイナーはかなりの変態人間なので、シューレースまで100%納得できるものにしたいとのことからオリジナルでつくったそう。
自分で満足できる、納得できるシューレースが世の中に存在しなかったそうなんですよ。
だから、つくっちゃったって。
北陸のほうだったと思うんですけど、紐の一大産地があるみたいでそこにわざわざ赴いて、オリジナルでこれまでにないものを製作。
一般的なものよりも肉厚で弾力がありますね。
でもね、紐って大量につくらないといけないもので、多量のロットが必要だったみたいです。
スニーカー自体は全然大量につくれるようなものではないのにも関わらず、極上の紐だけ大量につくっちゃったみたい。
だから、完成したシューレースだけ家にふんだんにあるらしいですよ。
ん~、そういう気持ちって大事。
商業的ではない部分もときには重要ですからね。
そういった気持ちは必ず、完成した時にものに現れるものですからね。





ちゃんと主張のあるボリューム。
履くとしっかり目を惹きますね。
見たことない人が多い見た目してますし、全然プロモーションしてないブランドなので、完全に差別化できることでしょう。
コンバースのCTなんとかとかももちろん良いと思うし、普遍的なものを履く良さも充分にあると思う。
でもね、当店ではこういうものを勧めさせて頂きたいと思います。
匿名性が高く、ちゃんと想いの込められたもの。
そういうものを大事に履き続けるのがファッションの一つの醍醐味だと思いますしね。
さっきも話しましたが、エゲつないくらい意味のある仕様が盛り込まれているので、興味のある方にはお話させて頂きます。
でも、まずは履いてみてください。
圧倒的であり、他に比べるものがないので。
それでは明日も皆様のご来店をお待ちしてます。
CASANOVA & Co.
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